本年二度目の試走レポになります、末席スタッフ若狹です。
3月29日(日)に試走に行って参りました。
このコースは一昨年、R東京主催BRMとして開催された時に参加させていただき、非常に気に入ったコースでしたが
昨年は個人的なスケジュールとの折り合いがつかずに走れず、今年二年ぶり二回目の走行となります。
一昨年は遠回りの塩ノ沢峠を利用したのですが、相当しっかり雨に降られてしまって厳しいコンディションでした。
昨日も一昨年同様天候不順が懸念されたものの幸いなことに本降りの雨に打たれることなく無事完走できました。
ご覧いただいている方の中には当然塩ノ沢峠を通行することを考えている方もいらっしゃると思います。あくまでも参加する方の自己判断でお願いすべきことですが正直言って雨の塩ノ沢峠はお勧めしません。正規コースとして湯ノ沢トンネルがあるのでそちらを使う方が良いと思います。とはいえこの辺はあくまでも若狹の主観ですのでご理解ください。
以下、レポートとなります。
※参考
当日の装備(ウェア類)
- 上:半袖ドライメッシュインナー+半袖ジャージ+アームカバー(厚手)※アームカバーはPC1まで
- 下:ビブショーツ
- 足:メリノウール厚手ソックス+トゥカバータイプのシューズカバー
- 手:フィンガーカットグローブ
- その他:バンダナ及びザック内携行品としてウィンドブレーカー、オーバーグローブ、エマージェンシーシート
当日の装備(パーツ類)
タイヤ、タイヤチューブ×2、クイックパッチセット、タイヤブート、タイヤレバー、ミニアーレンキーセット、マルチ工具、ディレイラーハンガー、ブレーキシュー、チェーンオイル、CO2ボンベ
当日のスタート/ゴール及び各PC(通過チェック)通過時刻は以下の通り、カッコ内数字はPCクローズからのマージンを示します。正の値ならマージンあり、負の値ならビハインドです。
Start:兵庫島公園 6:25(-25分)
PC1:7-11青梅四小前 8:34(35分)
PC2:7-11小鹿野バイパス店 11:44(40分)
通過チェック:道の駅オアシスなんもく 16:15(-23分)
PC3:7-11川本田中店 19:08(52分)
PC4:7-11青梅日立前店 21:39(1時間31分)
Goal:癒しふれあい館 23:43(2時間17分)
スタート直後は公園内通路を通ります。散歩者やランナーに充分配慮してください。
キューシートNo.19 見通し悪く車や人が急に進入してくることが多々ある交差点です。
カーブミラーが設置されていますが充分減速して通行してください。
キューシートNo.20
この先甲州街道⇒新奥多摩街道と進みますが、特に甲州街道の路面は縦方向に亀裂があったりアスファルトが大きく欠損している箇所が多々あるので路面状況を確認しつつ慎重に走行してください。
車線自体の幅が狭く左側に余裕がありません。
【寄り道】羽村取水堰脇にある玉川兄弟の像
公衆トイレも銅像手前にあるのでトイレ休憩にも活用可
PC1:7-11青梅四小前
ここまで市街地走行でしたが、ようやく信号の少ない走りやすい区間に入ります。
松ノ木トンネルを抜けて短く気分の良い下りを楽しむと、小沢峠(トンネル)に向けた直登路が見えて来ます。
【観光】コース沿いにある『名栗川橋』は埼玉県内で最古の鉄筋コンクリート造の橋梁だそうです。
名栗で遭遇したお散歩中のヤギ
名をポール・サイモンと言うそうです(飼い主談)
PC1から山伏峠取り付きに至るまでコース上には数か所公衆トイレがあります。
また、名栗郵便局のある交差点を右に鋭角に曲がって戻るようにして少し進んだところに湧水の水汲み場、山伏峠手前の右手には不動の水と言うこれまた水汲み場がありますので適宜休憩や補給にご活用ください。
山伏峠を登り始めるとしばらくして片側通行の工事区間があります。
仮設信号が設置されていますので、信号を守ったうえで通行願います。
山伏峠ピーク
名栗側から来ると見通しの悪いブラインドコーナーの先になります。
上がってくる車やオートバイの音に充分注意して撮影等するようにしてください。
あまり大人数で一つ所に固まらないように配慮願います。
山伏峠から一気に秩父市内に下って来た左手にある『ひつじや肉店』
揚げたてのフライ、カツ類がおススメ
【観光】どちらもコース沿い、左は秩父神社の向かい辺りにあります。
ここでお昼前後になる方が多いと思います。
小鹿野はPCのあるバイパスではなく南側の旧道沿いにわらじカツ丼のお店がいくつもありますので時間と相談の上立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
因みに若狹は総重量1㎏を超えるという『メガわらじカツ丼』なるものに挑み、結果峠を越えるには非常に重た過ぎる腹を抱えて走ることになりました。
ブルべ中の補給食としては決してお勧めできません(当たり前だ)
PC2を過ぎて志賀坂峠(トンネル)に向かいます。
非常に勾配の緩やかなのんびりした道が続くので気分よく走れます。
トンネルまでの距離表示が細かいので走りやすい。
のんびりした道もトンネルまで10kmを切った辺りで道は九十九折の様相を呈してきます
この情報掲示板が目印
4kmほど進むと見通しの良い場所に出られますのでここまで登った自分を褒めてあげてください。
志賀坂トンネル
左は埼玉側から、右は群馬側から見たところ。
群馬側は照明が点いていないので真っ暗になります。トンネル進入前に尾灯の点灯を確認することを強く推奨します。
また、志賀坂トンネルを越えてしばらくは快調に飛ばせるダウンヒルなのですが、そこかしこに冬の凍結路面対策である砂がかなり撒かれています。場所によっては道の中央部でも砂が浮いているところがあるので要注意。
道の駅上野
ここでは一日限定20食のイノブタメンチカツ定食が味わえます。
食堂から離れた棟ではご当地ソフトクリームも。
十石味噌ソフトクリームやきなこ、プラムと言った品揃え(画像は十石味噌)
道の駅上野から先、何か所かトンネルが続くので、ここから先も出来れば尾灯点灯のままで。
湯ノ沢トンネル/塩ノ沢峠の分岐。
湯ノ沢トンネルは延長3.3㎞もある長いトンネルです。基本下り基調なので走りやすいですが、センターライン上にポールが立っているため後続の自動車が追い越し難く、背後に付かれるとかなりプレッシャーになりますが、慌てず慎重に走行してください。
歩道に上がるのも一つの手でしょうが、幅がそれほど広くなく、待避所等でいきなりクランクしていたりするので個人的にはお勧めできません。
湯ノ沢トンネルを過ぎてしばらく下ると左手にとらおさんの炭焼き小屋。
運が良ければ道の駅なんもくの手前のここでもとらおのパンが買えます。
通過チェック:道の駅オアシスなんもく
通過チェックなのでなにがしかのお買い物をしてレシートを受け取っていただきたいのですが
飲み物類は全て自販機、いかにもお土産物!というものばかりで少々難しいです。
ふた棟ある建物の下の方には冷蔵ケースで瓶入りドリンクが¥240-で売っていました。
ここから先は若干の登り返しがあるものの、下り基調なので距離が稼げます。
気分よく坂道を下って行けば下仁田市街に入ります。
【寄り道】上信電鉄下仁田駅
コース脇なのでちょっと寄り道といった感じ。
入場券は昔懐かしの硬券です。
PC3:7-11川本田中店
この先笛吹峠を越えたら越生から飯能にかけて若干のアップダウンを残すのみです。
笛吹峠手前は住宅地を抜けるのでそれなりに明かりがありますが、住宅地を過ぎると一気に真っ暗になります。
街灯もほんの申し訳程度にしか設置されていないので十分な光量のライトを用意してください。
走り屋さんがタイヤを軋ませて走っているので要注意。
PC4:7-11青梅日立前店
試走時は改装工事中でしたが本番の際にはオープンしているはずです。
往路と同じく公園内通路を通行しますが、月のない夜は本当に真っ暗です。
ゴール間際で迷子になったり転倒落車なんてなことにならないよう、照明の用意はお忘れなく。
スタート地点を通り過ぎて兵庫島公園を抜け、右に進めばゴール及びゴール受付の癒しふれあい館です
当日、皆様が無事にお楽しみいただけますようスタッフ一同お待ちしています。