BRM523足尾300(2015)試走レポート(松田)

5月9日(土)に試走してきましたので、注意点など少しご紹介します。

足尾300は東京都葛飾区発着の新コースです。

スタートしてから80kmくらいはほとんどアップダウンがありません。しかも信号や渋滞に引っかかりにくいコース取りになっていますので、気持ちよく走っているだけでこの後の登りに供えた時間を稼げると思います。しゃかりきに頑張る必要はありません。
とはいえ、中央線の無い狭い道路、信号機の無い交差点、「止まれ」、路面の凸凹、キャットアイ等もありますので十分に注意してください。

PC1を越えてNo.35(91.9km)「吹上町」交差点にミニストップがあります。
この後R293と交差する「尻内橋東」交差点(95.5kmあたり)のファミリーマートを最後にPC3(169.7km)付近までコース上にコンビニエンスストアがありません。
コンビニエンスストアどころか、飲食系はPC2を含めて蕎麦屋と農産物直売所くらいしか見当たりませんでした。
補給に不安のある方は粕尾に向かう前のこの辺りでしっかり準備してください。

PC2(106.7km)は「清流の郷かすお」という施設です。
ここは地元の農産物の直売所ですが、軽食スペースが併設されており、蕎麦やジェラートを食べることができるようになっています。トイレは別棟にあります。
野菜 メニュー3
メニュー1 メニュー2
私はにらそばをいただきました。
にらそば
ここでも何か買い物をしてレシートをもらってください。
コンビニエンスストアのような品揃えは期待できません。

PC2の標高が約200mで、ここから27kmくらいかけて標高1100mの粕尾峠をめざします。
実際に走ってみて、この区間を3つに分けると、

  • 序盤は登っているような気がしない、とても気持ちのいい区間
  • 中盤は勾配3~5%くらいの”登ってるな”と思う区間
  • 終盤は5~9%くらい(稀に11%くらい)のしんどい区間

という感じでした。
粕尾峠
曇りor小雨の天気で少し薄暗かったのですが、強い日射しを浴びて暑い中走るよりは涼しくて良かったかもしれません。

粕尾峠を下ってR122に出るまでの区間は要注意です。
キューシートにも書いてありますが、砂だまりがひどく、砂の上でブレーキをかけると滑ること必至です。あらかじめ十分にスピードを落としてください。焦らなくても時間を稼げる区間はこの後まだまだたくさんあります。
粕尾峠の下り
写真よりももっと厚く砂が積もっている箇所もありました。いちいち止まって撮影するのが面倒だっただけです。
また、時々ではありますが車も通行します。
試走時はこの区間で雨が強まって視界も悪くなったのでいっそう怖かったです。せいぜい15km/hくらいでゆっくり下りました。

粕尾峠を下ったところがBRM名にもなっている「足尾」。
その昔、社会科で習った足尾銅山鉱毒事件の足尾ですね(世代によるのかな?)。
日本最初の公害事件で田中正造が明治天皇に直訴したってヤツです。
こうして見ると何の変哲もないただの山間の町ですが、かつて銅の産出量全国1位だったことのある銅山で、実はあの山の下には総延長1,234kmにも及ぶ坑道が掘られているらしいのです!
時間に余裕があってちょっと観光してやろうという方は、国道122号を下って最初の信号で右折、通洞大橋から渡良瀬川を渡ってすぐのところに「足尾銅山観光」という、実際の坑道跡に作られた博物館があります。
足尾銅山観光
雨宿り休憩も兼ねて寄ってみたのですが、なかなか分かり易い展示でした。

PC3を出て賑やかな桐生市街を通過すると、PC4までの間に何度かアップダウンがありますが、粕尾峠をクリアしてきたことを思えばどうってことはありません。
ただし、のんびり走ってきた人や粕尾峠を越えた後で大休憩をとってきた方は、これらの区間を通過するのが日没後になっているかもしれません。
山中は街灯も無く、本当に真っ暗になりますので明るい前照灯が必須です。しっかり用意しておいてください。

PC4(221.0km)を出てすぐに唐沢山というこのコース最後のまとまった登りがあります。
ここはちょっと勾配がキツイですが、せいぜい1.5km程度のことなので我慢できるでしょう。
この山中も真っ暗です。

唐沢峠を越えた後は往路と同じ道を戻っていきます。
ただし、日没後ですので、市街地では歩行者にもいっそうの注意が必要です。

 

天候には左右されると思いますが、ほどよい達成感と疲労を味わえて、しかも完走を計算しやすい良コースだと思います。
BRM523本番を走られる方も安全第一で楽しんでください。