BRM1001奥多摩200(2017) 試走レポート(内藤)

BRM1001奥多摩200主催の内藤です。9/20(水)に試走に行ってきました。
賛助会員の伊地知さんと一緒です。

先に、どうしても覚えておいて欲しいことを、ごく簡潔に書きますので
最低限、これだけは覚えてください。

・ルール/マナーを厳守すること
 信号無視や無理なすり抜けは厳禁です。
 守れなかったら、認定もラーメンも出しません。

・安全上、以下の箇所は特に注意してください。
 ・149km 東青梅の踏切は滑りやすいです。
  押して渡るくらいの慎重さが必要です。
 ・192km 笹目通りの谷原交差点は、待機場所に注意。
  直進信号が点いたらスタートダッシュです。
  一瞬で変わってしまいます

・無事に帰ってきてください。
 どんなに時間がかかってもいいから安全に。
 ラーメンが待ってます。

大変お恥ずかしい話なのですが
主催の私は、完走はしたものの、あろうことかタイムアウトにより認定が取れませんでした。
本レポートでは、反省・自戒を込めて、振返ってみたいと思いますが、
今回の2017BRM1001の認定試走は、9/26時点で4名が事前試走により認定を取得しており
以下のようにレポートが出ています。

 

最初に完走した木内さんのレポートが大変よく出来ているので、
どうしてもそれを補足する形となりますが、
スタート地点からの当日の流れを含めて説明しますので
ブルベに初めて参加される方は、参考にしてください。

スタート地点・セシオン杉並(杉並区社会教育センター)


行き方:
開館前の時間を利用させて頂き、スタート地点とします。
環七を方南町方面から北上すると、高円寺陸橋の側道を入ると、すぐ左に見えてきます。
環七を南下、または青梅街道から来る場合は、交差点の角にある「ラーメンてつや」を目指して
そこからは自転車を押して歩いてきてください。
最寄駅は、東京メトロ丸ノ内線・東高円寺。JR・高円寺も遠くありません。

※スタートは、1グループ15台単位で10分置きにスタートする
ウェーブ形式になります。
6:00スタートは以下のように分かれます(7時スタートも同様)
・6:00スタート(6W0)
・6:10スタート(6W1)
・6:20スタート(6W2)
・6:30スタート(6W3)

ウェーブは受付順に確定するため、もし参加者同士で一緒に走りたい
走りたい「お連れさん」がいる場合は、
必ず待ち合わせてから受付を行うようにしてください。

スタート~フォトコントロール(矢野口)~PC1


五日市街道に入ったら、環八手前の「柳窪」交差点を左折します。


斜めに環八に合流する直前の交差点を右折したら、
No.9「野崎」交差点まではT14/T110「人見街道」をひたすらトレース。

狭い道の渋滞では無理な追い抜きをせず、我慢してください。


No.12「矢野口」では、フォトコントロールとして、通過証明の写真を撮ってゴール地点で提出します。
twitter等のSNSに写真を上げても構いません。
(写真の「お題」は、ブルベカードに記載してあります)

ここから先は、しばらくの間、AJたまがわでよく使うコースとなっています。

No.20の角(多摩川沿いからR20の橋を渡る手前)は通り過ぎやすいので、注意してください。


No.33「小川」交差点を左折したら、武蔵五日市駅前のセブンイレブンがPC1です。
突き当りの秋川海道を右折するのではなく、手前の交差点No.34の信号を右折してください
(信号先の横断歩道で待機すること)

この時点で私は、PCクローズタイムの20分手前に到着しました。
今後の登りのことを考えると、40分前には到着しておきたかったです。

PC1~通過チェック・道の駅たばやま

No.36のPC1から先は、少しアップダウンが始まってきます。
BRM当日は、HIROHARA ヒルクライムが開催されていますが、
朝6:30に57.3km時点をスタートしたあと、コースは徐々に開放されていき、
出走者のみなさんが足止めを食らうことは無いはずです。
(万が一、コースが塞がり進めない事態にあった場合は、無理に進もうとせず
停止していた延べ時間をゴール時に申告してください)

私は、このあたりから足が攣り始めます。
昨年末の落車による怪我と今年の仕事の都合もあり
今年は全く自転車に乗れておらず、
圧倒的な体の準備不足によるものですが、
水分・塩分・ミネラル等の補給を怠らないようにしてください。

なお、五日市のPC1から先は、進行方向に補給を買い込むのに適したコンビニが一切ありません
道の駅たばやまに軽食がありますが、そこから奥多摩湖に引き返して青梅のPC2に辿り着くまでは
ひたすら下り基調で途中で休憩を取るような状況にはならないと思いますので、
計画的に補給する食べ物飲み物を用意するようにしてください

さて、都民の森への上りは、大きく分けると
・No.39「上川乗」交差点まで(上野原方面と都民の森方面の分岐・右):67.2km
・旧料金所跡地(ゲートの暫く先):76.5km
・No.40都民の森まで79.2kmとNo.41風張峠82.4km
あたりが目安になります。


風張峠で「都道最高地点」の指標と絶景を眺めたら、奥多摩湖への下りが待っています。
非常にスピードが出ます。ふっとよそ見をするだけで、あっとゆー間に距離が進みます。
落車などしないよう、充分に注意してください。

下り切った信号無しの突き当りは右折(No42)、橋を渡った後のNo.43「深山橋」交差点は、左折です。
ここから10km程先の通過チェック「道の駅たばやま」を目指します。

奥多摩を下り切って安堵しているところ大変申し訳ないのですが、ここから地味にキツイいです。
結構登ったかと思えば、帰りのことを思うとゲンナリする程下ったりします。

 


道の駅たばやまでは
・正面に大きく見える、サイクルラックのそばにある「道の駅たばやま」の看板の写真
・道の駅たばやまのスタンプをブルベカードに押す
の何れかを写真に収めてください。

道の駅たばやま~PC2

折り返して10km程辛抱すると、さっき曲がった青梅街道のno43.深山橋交差点です。
ここは直進して青梅に向かいます。
ここからは、いよいよ下り基調です。
試走の日は、残念なことに大変多数の車線規制を伴う道路工事がありました。
そのため期待した程アベレージスピードが延びませんでしたが、
それでも35kmを90分で走り切りました(最低限この程度のアベは出せる、という参考に)
また、道中悩まされるのは、路面のギャップ(段付き舗装)です。
ハンドル・ブラケットをよく握りしめ、またライトやボトルなどが飛んでしまわないよう
事前の備えをしっかりしてください。


PC2直前には、No.49手前のJR踏切があります。


ここの線路はかなり角度が付いて斜めに横切っていること、線路の盛り上がり、前後の板部分等が
重なり、非常に滑りやすくなっています。
この踏切では、多数の落車事例があり、中には骨折をする大怪我を負った方もいます。
出来ることなら「自転車を降りて押して渡る」位の用心さで注意してください。

No.50 PC2 ファミリーマート青梅成木街道店は、一昨年開店したばかりの、広くて綺麗なファミリーマートです。
私は、ここに到着した時点で既にタイムアウトを迎えていました。
逆に、ここに間に合っていれば何とかなります。
但し、定峰と異なり、この先アベレージスピードが挽回出来るチャンスはありませんので注意して下さい。

PC2~通過チェック(志木)~ゴール

ここから真っ直ぐ青梅街道で高円寺に戻りたいところなのですが、200km走るには全然距離がたりません。
参加者の皆さんに苦行を強いる様で大変申し訳ないのですが、北東に向かって頂きます。

気付いたら、定峰200でも覚えのあるルートを逆向きに走っています。
あの芳ばしい香りのするT字路を先頭に渋滞が。
その後も所沢の前後、ところどころで信号を先頭に渋滞があります。
ここでも、車道の隙間の強引な追い抜きや歩道走行などは絶対行わないようにしてください。


No.67 通過チェック セブンイレブン志木柏町4丁目店では、買い物をしてレシートを取得してください。
残り時間が少なくて余裕がない場合に限り、お店の外観写真を撮って提出でも構いません。

No.70のR254から先は、大きな幹線道路を走ります。
外環道では左折レーンがあります。

 


192.4km地点・谷原交差点は、一番左端が左折専用レーンであり、かつ左折専用信号があるため、
左車線で待機するのは大変厳しいです。
しかも、アンダーパスが通っている交差点ということもあり、直進信号は一瞬しか点かないため
「左から2番目のレーンの先頭付近に待機し、直進の矢印が点くと同時にダッシュで交差点を渡る」
という方法をお勧めします。
時間に余裕がある場合は、左折信号に合わせてそのまま左折し、300m先のボルボのディーラーの
横断歩道で目白通りを渡り、引き返してきても構いません。

 


No.72「環八南田中」交差点は、信号を直進したら、アンダーパスを避けて左の「環八側道」へ。
ここを過ぎると間もなく左側にモービルのガソリンスタンドがありますが、
その次の信号がNo.73なので斜めに左折してください(目の前の信号で車両が詰まっていますが)

ここからは、下井草で西武新宿線を渡り、早稲田通りから中杉通りを曲がりJR中央線の阿佐ヶ谷ガードを
くぐり、青梅街道を左折して環七に向かいます。

 


高円寺陸橋の交差点はを左折したら、ラーメン屋「味噌一」を過ぎて左折です。
突き当りに教会が見えてきます。ほんのり豚骨の香りが漂ってくるかもしれません。

ゴール


教会についたら、敷地内の案内に従い、自転車を停めてください。、

以下のような流れを想定しています。
・教会入口付近で、ゴール時刻を記録
・自転車敷地内に停める(屋内)
・聖堂地下マイエホールにてブルベカードを提出
・いったん待機して頂き、ゴール時間の確認および署名、希望者はメダル購入


全てが済んだら、ご褒美が待っています。お楽しみに♪
(写真はイメージです)