BRM1013小鹿野200試走レポート(桑田)

コース担当の桑田です。

2018/10/13開催のBRM1013小鹿野200の認定試走に行って来ました。コース注意点など記載させていただきます。

■コース概要

まずコースですが、昨年の走行会『さいたま130』を発展させたものとなっています。そのため往路の白石峠までは、昨年と同一となります。昨年の試走レポートも(前半まで)参考にされて下さい。

走行会さいたま130
※内容は昨年の状況です

コースの半分は埼玉の平野部を走りますので、フラットですが市街地なので信号多し。残り半分での大きな登りは、前半の白石峠、後半の山伏峠の2つとなります。前半は短いですが斜度がきつく、後半は中程度の斜度が長く続く構成です。

■当日の天候とウェア

当日の天候は雨。7時にスタートして、既に8時にはぽつぽつと降ってきました。予報では12時から降るということだったのですが…。そこからは多少の強弱はあれど、ゴールまでレインウェアを脱ぐことはありませんでした。気温は平地で概ね20度弱。白石峠では標高800m程度ありますので12~13度程度まで下がりました。

ウェアは
・夏用アンダー
・半袖ジャージ
・アームカバー
・秋用ニッカー(ひざ下までカバーするもの)
・サイクルキャップ

これにレインウェア上下を着て、ちょうど良い感じでした。

■スタート地点

まずスタートの大崎公園ですが、公園内は自転車走行禁止です。必ず入り口で下車をお願いします。スタートの受付は、公園の一番奥に開設します。入り口からは見えませんが、この緑色の道を歩いて奥まで移動すると見えてきます。

start

■PC1まで

スタートから約30kmは、さいたま市と周辺の市街地走行が続きます。荒川を越えると川島町の田園地帯に入ります。

No.16 用水路沿いの細い道の突き当りを右折します。この林屋さんという酒屋の古びた看板が目印です。

No.17 橋から下った直後に左折します。スピードが乗りますが、気持ち良く通過しないようにして下さい。

No.18 大型車進入禁止の標識はこれです。

PC1 セブンイレブン鳩山熊井店

2月に建て替わってローソンからセブンイレブンになっています。半年以上が経過しているのですが、google map などの情報は未だにローソンのままとなっています。誤りではありません。

■PC2まで

PC1を過ぎると、アップダウンが始まり平坦が無くなってきます。64km地点から白石峠が始まっていきなり斜度がきつくなります。その上、道も狭い部分が多く、集落もあって車の往来も普通にあります。登る際には十分気を付けて下さい。ちなみにこの峠は200mおきに残り距離の表示があります。それを目安にペース配分すると心が折れずに頑張れる…と思います。

試走当日は、キバナコスモスが随所に咲き乱れていました。

白石峠を登ると、No.28からの下りです。定峰峠へ下るのですが、この林道は走り屋対策でこのようなバンプが設置されています。

登った後に気持ち良く下りたいところですが、『全くスピードが出せません』ので、スピードを抑えながら下って下さい。15~20km/hが目安です。

また、途中に工事区間があり100m弱の未舗装箇所が出現します。ここは手前から『工事中』の看板が出てきますので、看板が出てきたら減速するようにして下さい。

定峰峠からは秩父まで一気に下ります。舗装も良く道も広いですが、晴れの日は観光客も多くなりますので気を付けて下さい。ちなみに私は大きな鹿2頭と遭遇しました。

No.30 「高篠小前」交差点
ここは2段階右折が必要です。ちゃんと自転車用の信号もありますので、こちらに従って右折を行って下さい。

No.32 右折をしますが、小さな交差点なので見落としがちです。この和菓子屋さんが出たら目印です。『一時停止』の標識の左側には、札所の看板があります。

■PC3まで

PC2のローソンで折り返し、まずは秩父ミューズパークへの登りをこなして下さい。街中にある丘の上に公園があります。晴れていれば、ここから非常に良い景色が望めます。

秩父の駅前を過ぎると再び登りの開始です。この次の峠は山伏峠(標高約600m)なのですが、駅前を過ぎてから12kmかけて延々と600mまで登ります。

いわゆる『峠道』が始まるのはNo.44の正丸トンネル交差点を右折してからですが、その時には既に2/3を登り終えています。ここまで来たら間もなく山伏峠ですので、あと少しだけ頑張って下さい。

山伏峠まで辿り着いたら、後はほぼ下るのみです。時間的な貯金はここから回復出来ますので、まずは慌てずにPC3を目指して下さい。

■PC4以降

PC3以降は、再び市街地が始まります。特に川越市内は道も狭く渋滞も激しいです。通過は夕方の時間帯となる方が多かろうと思います。早めのライト点灯をお願いします。

No.62の交差点はこの様な形状になっています(画像の青い標識参照)。感覚としては直進です。写真で黒い車のいる方向に進みます。

No.65 「二ツ宮」交差点
Y字路で二段階右折となります。交通量が多い交差点なので、進行に注意して下さい。

No.69はこのような長い交差点名に変更されています。goolge mapなどには、まだ未反映です。

さいたま新都心を通過した後は『見沼田んぼ』の農道に入ります。さいたま市内なのですが、街灯が一切ありませんので明るいライトが必要です。信号の無い快適なサイクリングを満喫して下さい。

No.76はこちらの看板を目印にします(この看板の『次の十字路』で右折です)が、付近に街灯などはありませんので見落としがちです。この画像の看板が明るいのは、撮影用にvolt800をマウントから外して照らしているからです。

農道を通過したら、国道に出ます。ここまで来ればあと1kmでゴールです。最後まで気を付けて帰って来て下さい。

■参考タイム

最後に、参考として私の通過時刻を掲載します。
※『+』の時間はPCクローズタイムからの貯金を表しています

PC1 9:20 2h20m、+1h7m(49.8km)
PC2 12:20 5h20m、+1h12m(98.9km)
PC3 15:12 8h12m、+1h52m(152.0km)
PC4 16:53 9h53m、+2h11m(182.5km)
ゴール 18:10 11h10m、+2h20m(204.3km)

PC3に向かう途中の山伏峠越えで大きな登りは終わります。そこまで粘ってPC3に到着出来れば、山伏峠からの下りのおかげで一気に貯金が増えているのが分かります。

試走当日は終日雨で大変でしたが、当日は晴れることを祈っております。
それでは皆さんの参加をお待ちしています。