※キューシートVer.1.2 準拠、必ず最新版の確認をお願いします。
今回このBRM924夢の国300の副主催にもなっている末席スタッフ若狹です。
本来なら試走は本番と同じ曜日で行った方が交通量や周囲の状況が把握、伝達できて好ましいのですが
個人的な諸事情により平日試走と相成りました。
・実施日程:2016年/9月/12日(月)0:00→19:33…認定(所要)時間19時間33分(制限20時間)
・当日の装備品
<衣類>
首筋日差し除け付メットインナー
メッシュインナー+半袖ジャージ(AJたまがわ)
ビブショーツ(=半パン)
メリノウールソックス、指切りグローブ、アイウェア(クリアレンズ)、反射ベスト(ADX-V)
<パーツ・工具>
交換用チューブ×1、クイックパッチ、タイヤブート、CO2ボンベ×3、マルチ工具、アーレンキーセット、携帯ハンドポンプ
ドリンクボトル(700ml+500ml)、前照灯×3、尾灯×2、ヘルメット尾灯
<その他>
乾電池(エネループ)、モバイルバッテリー、健康保険証、運転免許証、クレジットカード二種、nanaco他
各ポイント通過時刻は以下の通り
到着時刻の後ろのカッコ内数字は各ポイントのcloseに対する余裕時間で数値がマイナスだと遅れています。
PCでの遅れはタイムアウト(=失格)になりますが通過チェックには時間制限がありませんのであくまでも参考値です。
※通過チェックに関して、便宜上Ⅰから3までの番号を振ってあります。
Start(0:00) 0:05(-5分)
PC1(close 3:38) 3:18着(20分)
通過チェック-1(想定close 5:28) 5:30着(-2分)
PC2(close 7:28) 6:58着(30分)
通過チェック-2(想定close 8:12) 8:02着(10分)
PC3(close 9:16) 9:05着(11分)
PC4(close 10:20) 9:54着(26分)
PC5(close 12:28) 11:43着(55分)
通過チェック-3(想定close 14:48) 14:40着(8分)
PC6(17:00) 16:28着(22分)
Goal(20:00) 19:33着(27分)
こうしてみると全体にかなり際どい走りをしていますが、タイムロス要因として
~PC1:スタート直後空腹だったためラーメン店立ち寄り
~通過チェック-1:途中数か所でミスコース。
~通過チェック-3:鴨川市内の食堂で昼食、スローパンク対応
~Goal:モバイルバッテリー不調対応
以上の自業自得も含まれる具体的要因とは別にPC1からPC3までの区間は道幅が狭く見通しが悪い上、
わたしが試走した時は雨上がり直後だったためにウェットな路面に加え
落ち枝、落ち葉で路面が埋め尽くされていてダウンヒルでまったく速度が上げられなかったことも挙げられます。
コースプロファイルの詳細に関しては参加者の皆さん各々でご確認いただければと思いますが
全体300㎞のうち約60%が概ねフラットな区間で残る40%が全体の獲得標高の大部分を占めている状態なので
ざっくりとした単純計算ではありますが約120㎞で2,500mを超える獲得標高があります。
房総半島の山間部は絶対的な標高が低いため細かいアップダウンが連続するので
特に暑い日には標高による恩恵が得られず平地を走っているのと変わらぬ暑さに加えて細かいアップダウンという
なかなかハードな修行ステージとなりますので天気予報等ご確認の上各自対策をお願いいたします。
房総半島は風が強かったりもしますからね。
以下、実走した際の記録を大まかに。
カッコ内数字はポイント間距離です。
スタート→PC1(51.4㎞)
スタート地点はJR舞浜駅北側の広場になります。
利用上の制約からのぼり等は設置できず、机やテーブル、ベンチの類も設置不可なので
参加の皆さんには少々ご不便をおかけすると思いますが何卒ご理解を。
北口はベデストリアンデッキがあって雨露がしのげること、南北自由通路があるので行き来が楽なこと等メリットがあります。
特に輪行で参加される方はコインロッカーもあるので適宜ご利用ください。
※申し訳ありませんが今回手荷物預かりはありません。
スタート直後、TDL正面に向かって右に折れますが、信号のない交差点です。
TDL営業終了後、交通量はがくんと減りますが充分注意をお願いいたします。
浦安から行徳に抜ける道は信号のタイミングがあまりよろしくなく、ストップアンドゴーの繰り返しで前が詰まることが予想されます。
後続の方は集団が大きくなったらなるべく離れるようにご協力下さい。
理想を言えば5人程度、多くても10人程度の集団でお願いいたします。
No.12 船橋橋を過ぎるとAJたまがわ東葛班主催ブルべではお馴染みのコースになります。
船橋から幕張、蘇我に至る区間はペースを上げやすいですが、ところどころ街灯がほとんどない区間もありますのでご注意願います。
週末なので大型車両の通行はそれほどないと思いますが路駐車両も結構な数があります。
その後もPC1まではほぼフラットに近いので順調に走れると思います。
この区間で稼いでおくと後が楽です。
PC1→通過チェック-1(30.1㎞)→PC2(30.3㎞)
PC1を過ぎてからもしばらくは緩やかな登り基調なのでそこそこ走れます。
No.28は踏切を渡って左前方に進むイメージ。
清澄養老ラインの起点なので標識を目安にすれば間違いを回避できます。
No.31はキューシート脚注にもありますが非常に狭くてわかりにくいです。
特にまだ夜明け前で見落としがちなので要注意(実際わたしは見落としました)
通過チェックの案内看板を撮影したら坂道を下ります。
狭くて路上に落ち葉や枝が散乱しているので要注意。
但し、わたしが試走したタイミングが雨上がり直後だったので殊更酷かった可能性もあります。
お世辞にも快適とは言えないダウンヒルを味わったのち、亀山湖畔を通過してしばらくは細かいアップダウンの道。
ぼーっとしているとNo.39を曲がり損ねます。
No.40を曲がると再び登り返し。
頑張ってひと山越えたところがPC2です。
交差点を左に少し入ったところが店舗なので看板が遠くからは見えませんがJAのGSが目印。
PC2→通過チェック(10.8㎞)→PC3(16.4㎞)
PC2をリスタートしてしばらくは気分の良いダウンヒル。
登り返しが始まってしばらく進むと青いシンボルマークの掻かれた『航空自衛隊峯岡山分屯基地』の看板が右手に。
そこからしばらくはきつい登りですが、分岐からの距離が表示されているので数字が大きくなるのを励みに進みましょう。
登り切ったところで正面には『この先通り抜けできません』といいう自衛隊敷地を示す看板がありますので
右方向に進みます。
緩やかな上り坂ですがところどころ路面が苔むしたりしているので走行には注意を。
試走時にはガスで真っ白になる区間もありました。
道が下りに切り替わってしばらく進めば二つ目の通過チェックポイント。
この通過チェックもフォトコントロールなので看板と自転車を同一画面に収めてください。
千枚田展望広場から100m弱ほど戻って右方向へ。
一通りダウンヒルを味わったら今度は再び登り返し。
No.53 は左折と言うより鋭角に回り込む感じです。
OSMの地図データを利用している人はここに限らず地図に無い道があるので要注意。
Ver.にもよりますが、OSMの地図ではこの部分に直進する道路は存在していません。
この区間の嶺岡林道も道が荒く、あちこち苔が生えているので不用意な急ブレーキは避けましょう。
ダウンヒルを走って来て民家が増え始め
踏切を渡って左に鋭角に曲がったらPC3.
PC3→PC4(16㎞)
PC3からPC4まではフラットな区間で貯金を稼ぎやすいのでどちらかのPCをレシートゲットのためだけと割り切って休憩を削るのも手の一つ。
今回のコースはショートカット防止の性質上PC数が多いので累積の時間ロスがバカになりません。
どこの休憩を取るべきか削るべきか、色々考え方はあると思います。
そういった戦略を練るのもまたブルべのお楽しみ。
PC4→PC5(31.6㎞)
PC4は北条海岸通りにある二軒の内一軒(もう一軒はローソン)
海水浴シーズンは終了していますが、天候次第で水遊び客やサーフィン客で混雑することも考えられます。
駐車場の利用やゴミ捨て等節度を持った行動をお願いいたします。
また、北条海岸通り沿いには飲食店や宿泊施設が並んでいます。
時刻的にあまり混雑することは無いと思われますが、巻き込まれ事故等無いようにご注意下さい。
対向車線からの右折車が死角に入ってしまうことは多々ありますので車列の動静にも要注意。
PC3からPC5まではほぼフラットな区間なので太平洋を右手に眺めながらのサイクリンをご堪能ください。
風が強いとしんどいですが。
因みに試走の際にはかなり強い北風でした。
PC5→通過チェック-3(35.8㎞)→PC6(32.8㎞)
PC5に関して、キューシートVer.1.2では『ローソン鴨川広場店』となっていますが
この店舗は近々改装工事に入るためモノによっては半分以下と、品揃えが極端に悪い状態です。
本番当日も営業は続いているとのことですが50mほど先の進行方向道路右側にある『セブンイレブン鴨川広場店』に
PCを変更するか、またはどちらのレシートでもOKとするか、まったく別のPCを置くかを状況を鑑みて決定します。
事前にキューシートの改訂し、場合によってはメール等でお知らせするようになりますのでご留意ください。
PC5 の次は通過チェックですのでOPEN/CLOSEの時間的制約はありませんが、通過証明のために必ずレシートを取得して下さい。
PC5から通過チェックを経由してPC6に至るルートは復路最大の文字通り山場である清澄山があるとはいえ全体的には下り基調で厳しいアップダウンはほとんどなく、ダウンヒルの路面状況がそれなりにしっかりしているのでPC3以降トラブルや余程の逆風に見舞われなければ順調に貯金が出来る事が見込まれます。
先を急ぐのも良いですが、折角なのでコンビニ食以外のランチを堪能するのもまた一興ではないかと。
PC6→ゴール(47.9㎞)
PC6まで来たら後はもうひたすら平坦なので信号でのストップアンドゴーで心を削られないようにだけ注意していればあとはすんなり。
わたしの試走日は平日でしたが本番は週末です。
週末の買い物客の車等がかなりの割合を占めると思われますし、ホリデードライバーの中にはウィンカーを出さずに右左折したり左折時に左側を2、3mほども空けておいて前を閉じる巻き網漁師みたいなドライバーも散見されるので要注意です。
先述しましたが、渋滞車列の影から対向車線右折車が突然現れることもあります。
周囲の自動車の動静にも十分気を配って下さい。
気分良く湾岸の道を飛ばした後にその代償のように細くて交通量の多い面倒くさいところを走行します。
往路では深夜だったので気にならなかったであろうことも結構細かく負担になります。
信号峠だったりマナーの悪いドライバーだったりモラルを欠片ほども感じさせない歩行者様とか。
ゴール地点のローソンでレシートを確保したらゴール受付までお越し願います。
キューシートにある通り、プラウド新浦安というマンションの集会室がゴール受付会場になります。
303㎞、若しくはそれ以上の距離を走って帰着した方には酷かも知れませんが、2キロ半ほど先までお願いいたします。
総走行距離の1%以下なので誤差です誤差(;^ω^)
最後の2キロ半の体力は残しておいてください、お願いいたします。
特に行徳から浦安にかけては道も狭いので無理に飛ばさずゆっくりと。
認定がかかっていたりすると心に余裕を求めるのは酷かも知れませんが、
安全確認を怠った半端なペースアップで事故を起こしてしまったらそれこそ認定も何もありません。
タイムも重要ですが、何より事故も怪我もなくゴールしご帰宅いただくのが最善です。
当日は、事故やDNFを伝える電話が鳴らないことを切に祈りつつゴール受付でお待ちしております。