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BRM523足尾300(2015)試走レポート(松田)

5月9日(土)に試走してきましたので、注意点など少しご紹介します。

足尾300は東京都葛飾区発着の新コースです。

スタートしてから80kmくらいはほとんどアップダウンがありません。しかも信号や渋滞に引っかかりにくいコース取りになっていますので、気持ちよく走っているだけでこの後の登りに供えた時間を稼げると思います。しゃかりきに頑張る必要はありません。
とはいえ、中央線の無い狭い道路、信号機の無い交差点、「止まれ」、路面の凸凹、キャットアイ等もありますので十分に注意してください。

PC1を越えてNo.35(91.9km)「吹上町」交差点にミニストップがあります。
この後R293と交差する「尻内橋東」交差点(95.5kmあたり)のファミリーマートを最後にPC3(169.7km)付近までコース上にコンビニエンスストアがありません。
コンビニエンスストアどころか、飲食系はPC2を含めて蕎麦屋と農産物直売所くらいしか見当たりませんでした。
補給に不安のある方は粕尾に向かう前のこの辺りでしっかり準備してください。

PC2(106.7km)は「清流の郷かすお」という施設です。
ここは地元の農産物の直売所ですが、軽食スペースが併設されており、蕎麦やジェラートを食べることができるようになっています。トイレは別棟にあります。
野菜 メニュー3
メニュー1 メニュー2
私はにらそばをいただきました。
にらそば
ここでも何か買い物をしてレシートをもらってください。
コンビニエンスストアのような品揃えは期待できません。

PC2の標高が約200mで、ここから27kmくらいかけて標高1100mの粕尾峠をめざします。
実際に走ってみて、この区間を3つに分けると、

  • 序盤は登っているような気がしない、とても気持ちのいい区間
  • 中盤は勾配3~5%くらいの”登ってるな”と思う区間
  • 終盤は5~9%くらい(稀に11%くらい)のしんどい区間

という感じでした。
粕尾峠
曇りor小雨の天気で少し薄暗かったのですが、強い日射しを浴びて暑い中走るよりは涼しくて良かったかもしれません。

粕尾峠を下ってR122に出るまでの区間は要注意です。
キューシートにも書いてありますが、砂だまりがひどく、砂の上でブレーキをかけると滑ること必至です。あらかじめ十分にスピードを落としてください。焦らなくても時間を稼げる区間はこの後まだまだたくさんあります。
粕尾峠の下り
写真よりももっと厚く砂が積もっている箇所もありました。いちいち止まって撮影するのが面倒だっただけです。
また、時々ではありますが車も通行します。
試走時はこの区間で雨が強まって視界も悪くなったのでいっそう怖かったです。せいぜい15km/hくらいでゆっくり下りました。

粕尾峠を下ったところがBRM名にもなっている「足尾」。
その昔、社会科で習った足尾銅山鉱毒事件の足尾ですね(世代によるのかな?)。
日本最初の公害事件で田中正造が明治天皇に直訴したってヤツです。
こうして見ると何の変哲もないただの山間の町ですが、かつて銅の産出量全国1位だったことのある銅山で、実はあの山の下には総延長1,234kmにも及ぶ坑道が掘られているらしいのです!
時間に余裕があってちょっと観光してやろうという方は、国道122号を下って最初の信号で右折、通洞大橋から渡良瀬川を渡ってすぐのところに「足尾銅山観光」という、実際の坑道跡に作られた博物館があります。
足尾銅山観光
雨宿り休憩も兼ねて寄ってみたのですが、なかなか分かり易い展示でした。

PC3を出て賑やかな桐生市街を通過すると、PC4までの間に何度かアップダウンがありますが、粕尾峠をクリアしてきたことを思えばどうってことはありません。
ただし、のんびり走ってきた人や粕尾峠を越えた後で大休憩をとってきた方は、これらの区間を通過するのが日没後になっているかもしれません。
山中は街灯も無く、本当に真っ暗になりますので明るい前照灯が必須です。しっかり用意しておいてください。

PC4(221.0km)を出てすぐに唐沢山というこのコース最後のまとまった登りがあります。
ここはちょっと勾配がキツイですが、せいぜい1.5km程度のことなので我慢できるでしょう。
この山中も真っ暗です。

唐沢峠を越えた後は往路と同じ道を戻っていきます。
ただし、日没後ですので、市街地では歩行者にもいっそうの注意が必要です。

 

天候には左右されると思いますが、ほどよい達成感と疲労を味わえて、しかも完走を計算しやすい良コースだと思います。
BRM523本番を走られる方も安全第一で楽しんでください。


BRM516日立600(2015) 試走レポート(佐久間)

 5/3 7:00スタートで試走をしてきました。
 往路は小林さんと一緒に走ることができたので、1人で走るよりかなり気楽に走れました。今回も以前と同様に初心者向けにレポートをしてみます。
 

 休止場所(ホテル等)などは善利さんのレポートを参照してください。全体のペース配分などは大谷代表のレポートが参考になると思います。試走当日の状況は往路を一緒に走った小林さんのレポートを参照してください。

 もろもろ試走レポートまとめはこちらから<BRM516試走レポート
 
 経験が浅くペース配分が見えなかったので、大きな休止(宿は取らず)はせずにちょこちょこと休憩をはさみつつ、眠気がでたタイミングでちょっとづつ騙して仮眠をとりました。
 

 トータルの獲得標高が約3400mと600kmのブルベの中ではかなり少なめでお得な感じになります。天気さえ崩れなければ、普通に400kmを走れる人であれば完走できるコースだと思います。
 

 細かな休憩場所と全体の時間は以下の通りです。
5/3、5/4とお天気には恵まれ(ちょっと小雨あり)ました。風は日中帯はほぼ南東の風強めで、行きはよいよい帰りは怖い状態(帰りは7割が向かい風で難儀しました)。
PC時間

ペース配分としては、
・Start-PC2ぐらいまでちょっと頑張る
・PC2-PC3 暑さに負けないよう体力温存ゾーン
・PC3-PC4 ボーナスステージ
・PC4-PC5 そこそこちょっと頑張る
・PC5-PC6 眠気を騙しつつ、朝風呂目指して走る←かなりお勧め
・PC6-PC7 体力温存ゾーン
・PC7-PC8 体力温存ゾーン
・PC8-PC9 ちょっとした上りを騙しつつたんたんと走る
・PC9-Goal 夕方の時間帯なので安全第一ゆっくり
といった感じです。
 

 前日に大谷代表、善利さん、松田さんが試走に出て、暑さが厳しいとのレポートが入っていたので、ボトルはダブルボトルへ変更し、5/4夕方から雨模様との天気予報だったため、雨具(上とシューズカバー)のほぼフル搭載装備を積んで走りました。
 昼間途中の50kmを越える区間では、熱中症対策で30kmぐらいでコンビに休憩をはさみつつ、信号で止まった際にインナーキャップに水を掛けて頭部を冷却するようにして走りました。
 

ウェアは以下のような構成でした。
・ファイントラック+長袖ジャージ
・通常のビブパンツ+コンプレッションタイツ
・グローブはハーフ(フルは予備)
・ウィンドブレーカー
着替えで(寒かったら着込)
・半袖ジャージ+アームカバー(クール)
・ウールソックス(雨用)

 当日の気温は以下の通りです。
(ログが飛んで、途中110km地点の深谷ぐらいからゴールまで)
温度

 5/3 最高がサイコン読みで32度ぐらい、5/4 最高が33度ぐらいです。最低気温は夜から朝に掛けて雲がかかったことからあまり冷え込まず16度ぐらいと外て眠れるぐらいで収まりましたが、かなり昼間の日差しと温度で体力を消耗しました。5/3スタートの試走組と比較すると昼間の気温は同じぐらいありますが、夜は曇りで冷え込みも少なく少し楽だったと思います。
 

 今回の目玉は、宇都宮のグランドスパ南大門朝風呂(笑)
7時スタートでなんとか時間内にたどりつけましたが、通常の600kmを走りきれる方であれば余裕で到着することができると思います。走力のそれほど無い方でも6時スタートの方であればもう少しゆっくりできると思います。

 <南大門のサイト>上には朝風呂のメニューはありませんが、隠れメニューで4:00チェックイン、8:30チェックアウトで朝風呂があります。なんとワンコイン500円。風呂は沢山、水風呂有り、タオル小、ゴシゴシタオル、歯ブラシ、カミソリ付ってかなりお得だと思います。できればバスタオル100円で追加したほうがもっと幸せになれると思います。
新規ドキュメント 7_1
夜中到着出来る人安いは素泊まり料金ぐらいになってしまいますが・・・

 あまり長湯をすると余計に疲れが出て脚が回らなくなるので、ざっと入って体を洗って、水風呂でアイシングもどきをして20分ぐらいで上がって、後は仮眠をするといいと思います。

 1Fが浴室になり、2F、3Fのレストルームと宴会場です。レストルーム以外の床で毛布を持って転がって寝ている人が沢山いましたので、自分も同じように横になって仮眠をしました。

 マイクロスリープ系で役に立つのが、アイマスクと耳栓。さすがにコンビニでアイマスクは仰々しくなるので使いませんが、耳栓があるとノイズを低減できて便利だと思います。
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 また、最近眠るときに”4・7・8呼吸法”なる方法を試してみて効果が上がっています。
 方法は以下の通りで、これをすると気がつかない内に寝ていることが多いです。個人差がありますけどね(笑)
 1.口を閉じ鼻から息を吸いながら4つ数える
 2.息を止めて7つ数える
 3.8つ数える間に口から息を吐く
 4.これを1サイクルで4回セット
なかなか眠れない時に試してみてください。
 

 走ってみた鍵は、PC4宇都宮-PC6日立-PC5宇都宮の夜から朝に掛けて走るアップダウンがある150km区間を休憩をはさみながらどう走れるかだと思います。夜で基本は風は強くありませんし、路面のそれほど荒れていません。夜でも交通量は少ないながらも有りますので、割りと体力があれば走り易いと思います。
 夕食をちゃんと取ろうとすると、#84 田野町東を曲がったところにある、たけし(~21:00(L.O.20:45))が最終ポイントになります。この後はコンビニしかありませんので気をつけて下さい。

 睡眠対策等を考えると、戻りの復路の遅い時間に取るより、往路で気温がある内に休んだほうがいいと思います(当日の天気次第ですが・・・)。今回は持参しませんでしたが、レスキューシート(サバイバルブランケット)等があれば、今回のパターンで道の駅みわで休めると思います。後は日立のすき家245号日立久慈店が24時間営業で補給と休憩を取れると思います。裏ワザ的に途中に0:00ぐらいまででいくつかコインランドリーがありましたが、非常用では使えると思います。
 

PBPスペシャル対策用として、エントリー期限を延長してまだ申込を受付中です。
エントリー期限 ~5/11(月)、振込最終確認5/12(火)。スケジュールが合う方はお勧めですよね(ステマです)

 当日の天気が崩れないことを祈りつつ、いつものゴール”喫茶たまがわ”で皆様のゴールをお待ちしております。

以上


BRM516日立600(2015) 試走レポート(小林)

5/3(日)試走報告です。

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5月3日(日)午前7時。ARTSさんのお見送りを受けて、兵庫島公園をスタートします。
佐久間さんの鬼引きで快調な滑り出し。
PC1(セブンイレブン青梅畑中3丁目店)で1時間余の貯金ができました。

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青梅市街はお祭りで立派な山車が出ていました。
素敵な風景です。自動車通行止め。自転車は1kmほど押し歩きです。
本番は…祈ります。

快晴のもと、正午過ぎにPC2(ファミリーマートマートヤマキ花園店)に到着。スタートから約100km地点です。
熱中症予防のために、ペットボトルの水を頭からかぶって冷却します。

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PC2~PC3は約60km。
途中、前日スタートで試走中の大谷代表とスライドしました。
復路の充実感と、往路の不安感が交錯します。
気温が高いので、中間の130km地点でコンビニ休憩をとりました。

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PC3の数キロ手前の「小三郎」で生姜ラーメンと餃子を補給します。
夕方になって陽射しも和らぎ元気が出てきました。

PC3(ローソン小山南小林店)でスポーツドリンクを補給して進みます。

PC3~PC4は約70km。
途中の200km地点でコンビニ休憩します。
おにぎりとスポーツドリンクに飽きてきたので、ウイダーとコーラで気分転換。
日も暮れたのでライトを点灯して夜間走行に突入です。

PC4(さくら喜連川店)は20時過ぎに到着。
日中の暑さによる疲れか、早くも眠気を感じます。
レッドブルエナジードリンクで気を取り戻し、仮眠予定地を目指します。

1-IMG_2301

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PC4~PC5は約75km。
30km余進んだ鷲子(とりのこ)の「道の駅みわ」は夜も自販機とトイレが利用できます。
気温が低くなかったので屋外で横になって15分ほど仮眠しました。

PC5(セブンイレブン日立港店)
に4日(月)深夜1時前に着きました。305km、折り返し地点です。
レシートを手に入れてから、近くのすき家に戻って食事休憩。体が温まり助かります。

2時前に元気よく再スタートしたはずですが、眠くて前に進みません。
「脚が回らないで、目が回ってきました」と佐久間さんに告げて、ちぎれます。ひとり旅の始まりです。

PC5~PC6で約1時間の大仮眠を2回とりました。
1回目は330km地点、常陸大宮の「上町東」を少し過ぎた場所にあるコンビニ。
2回目は349km地点、道の駅みわ。
いずれも屋外でしたが、気持ちよく寝て、復活しました。

7時過ぎにPC6(セブンイレブンさくら喜連川店)に到着。天然温泉は間に合わないので、ここでジャージとソックスを着替えてリフレッシュします。

9時、天然温泉南大門を通過。
早くも日が照って暑いです。残り200kmです。

405.3km地点、交差点名のない信号を右折します。いちょう通りは国道並みの広い道です。[茂木・益子]は左方向なので行かないように。

10時40分頃、あまりに暑かったので、430.7km地点の左折ポイント奥のセブンイレブンで小休止しました。
ポカリイオンウォーター、ウイダーを補給。
眠気がぶり返さないように、強強打破も注入します。

1時間後にPC7(ローソン小山南小林店)到着。ロースカツ丼とトマトジュースで昼食です。

13時50分頃には、群馬県大泉町のセブンイレブンで暑さをしのぎます。ウイダー&強強打破で気合いを入れます。

15時半にPC8(ファミリーマートヤマキ花園店)に着きました。510km地点、残り100kmを切りました。
シュークリームとジャスミン茶でさっと仕上げて出発します。

527.3km。笛吹峠を明るいうちに越えたのは初めてです。ちょっと感動しました。

534.0km。越生高校(北)の左折後150m先。注意事項にある「白線・大型キャッツアイ」は、撤去されて黒く埋められていたようです。これも感動しました。

PC9(セブンイレブン青梅日立前店)に18時台に到着。「日立」の店名に深夜の記憶が蘇ります。

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5月4日(月)21時42分、ゴール地点の癒しふれあい館に着きました。完走時間は38時間42分です。ギリギリボーイズ!
安全第一で最後の約40kmを2時間半かけて走行しました。
ゴールを目前にして、多摩川の河川敷で迷走したことは内緒です。

宇田川さん、お見送りありがとうございました。
佐久間さん、前半ご一緒していただきありがとうございました。
大谷さん、素敵なコースをありがとうございます。
本番が天候に恵まれることを祈ります。


BRM516日立600(2015) 試走レポート(大谷)

5/2(土)6:00スタートで試走してきました。
他のスタッフは宿を予約するとのことですが、復路の経路上に健康ランド(グランドスパ南大門)をわざわざ入れているので、コース設計者として南大門のチェックは欠かせません。
実際にフルコースで走ってみないとわからないこともあるので、着替え一式を積んで走りました。

・コースの概要説明(補足)
このコースは北関東400の延長版となり、往路はキューシートVer.1.2(以降すべてVer.1.2に準じる)で、#83 【田野町】200.8km まで同じです。北関東400ではそのまま森林公園通りを直進して少し上ってサイクリングターミナルを目指し自然休養村管理センターで折り返しとしていました。今回の600では「田野町」を右折してR293を辿って日立港を目指すことになります。
宇都宮から日立まではいくつかルートがありますが、当初引いていた元のルートとは異なるR293経由を最終的に採用しました。R293は大きく迂回して走る国道となりますが土地勘の無い人が夜間走行するには分かり易いということ、あまりきつい斜度がないことを優先しています。ただし普通のブルベのアップダウン区間という感じになりますのでそれまでのほぼ真っ平らな平坦区間と比べると昼間の疲れもあって厳しく感じる方もいるかもしれません。コース攻略の鍵は宇都宮<>日立港の往復と仮眠計画にありそうです。
また、このR293経由としたことにより若干距離がショートしたため、折り返しとなるPC5はAJ宇都宮でよく使うコンビニではなく、その1.5kmほど先にある#97 PC5 セブンイレブン日立港前 305.8kmとなります。手前のデイリーヤマザキ(隣に24時間営業の「すき家」がある)ではありませんのでご注意ください。

復路は南大門に立ち寄るため、宇都宮あたりの通過ルートは異なります。
往路は#81【上殿丁字路】191.0kmを直進して進み、#87【川岸】222.7kmを直進しますが、復路はPC6セブンイレブンさくら喜連川から7.5km先となる#107【川岸】388.9kmを左折して一旦R4に入り、0.5km先の#108【川岸南】389.4kmを二段階右折して白沢街道へ入り、宇都宮市街地へ向かい#112 グランドスパ南大門 404.0kmを通過してから鹿沼街道、鹿沼環状線経由で#116【上殿丁字路】を左折して往路と同じルートに復帰します。

あとは北関東400の復路に沿って帰ってくるだけですが、日中の走行になります。それまでの疲れ具合や仮眠がとれたかどうかによって途中で眠さを感じる方もいらっしゃると思います。大きく天候がくずれなければ貯金を稼ぎやすい区間となりますので、途中適当な場所でお昼寝をするなど睡眠不足を補うようなことをするとだいぶ違うでしょう。
#138 PC8ファミリーマートヤマキ花園 510.0kmの先、#140【今市地蔵前】514.7kmを右折して1.5kmほど走ると【能増】を直進して行きます。この先往路とは違うルートとなり笛吹峠を経由していきます。
往路は距離調整も兼ねて少し長めのルートでアップダウンも多少ありましたが、復路はそれよりは短く、またアップダウンも減らしています。

・試走時の天候、交通状況など
当日の天候、風向き、交通状況により、同じ走者でも通過時間は大きく異なります。
5/2〜3にかけてはGW期間中ということもあり交通量は多少多めでしたが、大きな渋滞には巻き込まれることなく走行できました。天候は晴れ、気温は高めでしたが湿度は低めで風が強く爽やかな気候という感じでした。風向きはところどころ地形による傾向があると思いますが、晴れた場合は向かい風率が高く一部の区間では難儀しました。(後述)

・主な地点の通過時間と休憩時間(距離はキューシートによる、貯金は再スタート時)
スタート: 二子玉川兵庫島公園 06:00 / 000.0km

スタッフの善利さんと2名でスタート
緩い向かい風の中を平地25km/hぐらいで走行。多摩川沿いはAve.22km/h程度出ますが、一般道に入って信号待ちで徐々に落ちていきAve.18km/h程度。PC1までは概ねAve.20km/hで到着しました。

PC1: セブンイレブン青梅畑中3丁目 08:21 / 048.5km (再スタート08:32 / 11分停止・貯金55分)

PC1到着時点ですでに暑いです。お天気はピーカン快晴状態。風があるのがある意味救いですが……
北東寄りの向かい風なのであまりAve.があがりません。また、この区間は何気にアップダウンがあるので普通のブルベです。
途中、K30毛呂付近で交通集中による自然渋滞があり、いつもより少しだけ多く信号待ちとなりました。誤差はせいぜい5分程度だと思いますが気持ちの上では待たされます。本番当日はそこまでの混雑はしないでしょう。PC2到着は11時頃が自分なりの目標でしたが、さほど遅れることなく到着できたので、まぁよしとします。

PC2: ファミリーマートヤマキ花園 11:11 / 100.5km (再スタート11:28 / 17分停止・貯金1時間16分)

時間的にはお昼より少し前ですが、次の補給予定が約60km先の小三郎(住所は栃木市ですが佐野ラーメン系)となるので、そこまでもつように少しだけ補給しておきます。
PC2は花園インターに近いですが住所は深谷市、またこの先北上して深谷市街を抜けて行きます。昼の暑い時間帯に深谷を通るのはそれなりに熱疲労のもとになります。そして、深谷から離れるにしたがって少し気温が下がっていくのが体感できました。恐るべし深谷!
気温自体は26度とかですが、直射日光ドピーカンで日影の無いアスファルトの照りかえしの中を走るのは、まだ身体が十分に暑さになれていないので厳しいです。体感は30度越えといったところ。
ダブルボトルの片方は真水のみにして、時折アームカバーや首筋にかけ水をしながら走りました。
ロックアイスまでは使いませんでしたが、暑さに弱い人は気をつけないと危なそうです。

進路は北、または東を辿って東北東へ向かうことになりますが、晴れの日の風向きはたいがい北東の風。
この日は5〜7m程度の風で北関東的には普通なのでしょうが、この区間は少し頑張る必要があります。
ほぼ真っ平らな平坦で信号も都市部と比べると少なめですが、風に負けないようにうまくしのいでいきましょう。普段はほとんどがブラケットポジションで乗っていますが、このときばかりは下ハン握って走りました。速くはないですが風の抵抗が少なくなる分、同じ力でもAve.が少しあがるので楽になります。

補給休憩: 小三郎 14:46 / 約159.0km (再スタート15:24 / 38分停止)

コース沿いにある小三郎、お昼と夜の間に休憩がないのでいつでも立ち寄れます。
この先すぐにPC3がありますが、PC4まで約70kmほど補給はしないつもりなのでガッツリいってしまいましょう。
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前回、北関東400では「生姜らーめん」をいただきましたが暑いので「生姜つけめん」にしてみました。
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ついでに「餃子」(野菜たっぷりで大ぶりの餃子5個/1皿)も頼んでしまいましたが、
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さすがに「つけめん」の量が多くキツかったです。餃子は2人で1皿にした方がよかったかもしれません。
お昼と夜の間の時間帯なので、店内は待つこと無く座れて割と早めに出てきます。オススメ。

PC3: ローソン小山南小林 15:32 / 162.9km (再スタート15:42 / 10分停止・貯金1時間10分)

補給したばかりなので、スポーツドリンク系のドリンクと、血糖値を上げる(脳をだます?)ためのチョコレートを買って、さくっと再スタートしていきます。
その割に10分停まってたらしく、些細なことですが時間の管理がうまくできていないかもしれません。
(実はレジが混んでただけですが)

PC3を出て東へ1.8kmほど走ると、#77 164.7km 右前方に美田中学校のある交差点を左に曲がって進路を北に変えます。このあたりから風は南東になり、これまでの向かい風から追い風にスイッチ、ようやく少しだけ楽ができる感じになります。(その時々の天候や時間帯で風向きは異なりますが、だいたいの傾向)
あとは淡々と宇都宮を目指していきます。
#80 【小倉橋西】182.9kmの先は、R293鹿沼南バイパス建設中で、地図上の道とは少し道路付きが変わっています。現時点ではまだバイパスが開通していないので道なりに走れば特に問題無いのでキューシートには特に記載していません。
(バイパスが開通すると、現在工事中の交差点に信号がついて左折が必要になる)

一緒に走っていた善利さんが暑さで少しやられてしまったようで、#81 【上殿丁字路】191.0km あたりで切り離して別行動となりました。善利さんはPC4のすぐ近くにある宿を予約してあって、往路でチェックインして復路で仮眠を取る予定となっていたので、いずれにしてもそろそろ別行動になる時間帯でした。

その先、まだ40kmほどありますが、小三郎で食べ過ぎた分がほどよくこなれてきた感じで、特に補給は必要とせずPC4までノンストップで到着できました。
PC4に近づくにつれアップダウンが出てきますが、たいした坂でも無いのに上りがしんどく感じます。
このあたりで自分の疲れ具合を判断して、夜間走行と仮眠をどうするか現場あわせで計画を補正していく必要があるかもしれません。

PC4: セブンイレブンさくら喜連川 18:54 / 230.2km (再スタート19:16 / 22分停止・貯金2時間4分)

当初の計画(捕らぬ狸のなんとやら)では、スタートからPC2までが5時間、PC2からPC4が7時間の12時間で18時頃到着という予定にしていましたが、1時間ほど遅れていたようです。
しかも昼間の暑さでそれなりに疲れていて、この先無理して一気に走ることは出来なさそうです。
日が落ちて急に肌寒くなってきましたが、顔や足は少し日焼けをしてしまっていて身体が熱を持っているせいか寒さを感じづらいところもあり、上はUVアームカバーをしていますが半袖ジャージ、下はレーパン生足のまま先へ進んでしまいました。

夜間走行準備: 道の駅ばとう(往路右側) 19:55 / 約244km (再スタート20:07 / 12分停止)

PC4から多少のアップダウンをこなして14kmほど先にある道の駅ばとうへ立ち寄ります。
往路だと右側にありますが、トイレは進行方向の奥の方になります。
さすがに寒くなってきたのでレッグカバーを付けて、ソックスも薄手のものから中厚のメリノウールに交換します。シューズカバーがオルトリーブのサドルバッグに入っているはずが、なぜか忘れて来てしまったらしく失敗。この日の予想気温はこのあたり夜間は8度まで下がるということですが、体感は下りでかなり寒く感じるはずです。ウインドブレーカーを羽織り反射ベストをその上に着直して、グローブも指切りからメリノウールの長指に交換しておきます。
通過時間にもよりますが、本来PC4でここまで変えておけば立ち寄る必要のなかった休憩です。
(試走は立ち寄れそうな道の駅のチェックも兼ねているので、試走的には立ち寄るのが正解ですが)

この後は、R293で#89 伴睦峠(ばんぼくとうげ) 253.7km(標高296m・本コースの最高地点)を超えて行きます。峠自体はピークを越えて一旦下ってもう一回ピークがある2段構えで少し面倒な感じがありますが、が前後のアプローチはさほど急ではありません。他のルートより交通量はありますが、夜間走行なので時折車が来るぐらいの方が寂しくなくてよいかもしれません。

峠を越えてだらだらっと下っていった先、261.9km地点に道の駅みわがあります。

休憩: 道の駅みわ(往路左側)21:01 / 261.9km(再スタート21:27 / 27分停止)

通過時間帯は夜間で店舗は閉まっていると思いますが、屋根のある場所にテーブル、椅子がかなり多く並べられています。屋根から外れたところに大型の木のベンチもあるので、往路の早い時間帯はここで少し仮眠を取ることができると思います。
試走では夜21時頃に到着、缶コーヒーを飲んで外のベンチでごろっと横になって休憩しました。
30分ほど寝ようかと思ったのですがうまく寝付けなかったので、途中で諦めて走り出しました。
(条件的にはここがよいと思うので、ちゃんと仮眠すればよかったです)

この先は大きくは下り基調ですが、ところどころアップダウンで上りも入るので、ガムを噛みながら走っていきます。
常陸大宮の駅の近く、#93 【上町東】281.3kmまで来ると、少しだけホッとします。
試走の通過時間は22:21となっており、この近くの小林旅館の21時チェックイン締切には間に合っていません。
(チェックインするつもりなら、途中休憩無しで走ってきているのでギリギリ間に合っているでしょうが自分の場合には少しハードルが高いことになります。)

日立太田まで少しだけアップダウンをこなして抜けたところで、お腹が空いてしまいました。
補給用に持っていたおにぎりを1つ歩道にあがって食べてから走り出します。
日立港折り返しでは、手前のすき家に寄ることを予定していましたが、そこまで持たなかったようです。

補給休憩: すき家(往路左側) 23:30 / 約304km (再スタート23:47 / 17分停止)

あと1.5kmでPC5折り返しとなりますが、往路左側にあるので先にすき家で補給します。
前照灯やサイコンなどを外して店内に入り、オーダー待ちの間に(暖かく明るいところで)電池交換をしておきます。ちょっとした生活の知恵ですがコンビニの外で電池交換するよりだいぶ楽ですし時間のロスもありません。
牛丼(並盛)+とん汁セットで補給を済ませておきます。

PC5: セブンイレブン日立港前 23:51 / 305.8km(再スタート翌00:10 / 19分停止・貯金2時間14分)

PC5の折り返しはセブンイレブンです。くれぐれもお間違えのないように。
自分のサイコンではキューシートの距離より少し長めに表示されているので、手前のデイリーヤマザキで折り返しても600kmは超えていますが、キューシート作成の元にしているルートラボ計算だと若干不足してしまいます。
ブルベは距離の認定なので認定距離よりも短いのはコース設計として認められませんので、たいがい数キロ長めの設定となります。

ここはサクッと折り返したいところですが、途中でそれなりに休憩も挟んでいたので、そろそろ善利さんや、1時間遅れの7時スタートの松田さんが追いついてきてもおかしくありません。
ちょこちょこっとネット越しに検索したりしているうちに、少しロスをしていたようです。

まだ仮眠を取っていなかったことが、このあたりからジワジワ効いてきます。
仮眠できそうな場所は、やはり道の駅みわぐらいでしょうか。そこまで一気に戻れるか不安ですが、仕方がないので頑張って走っていきます。

しばらくして松田さんとスライド。

常陸太田の駅を超えてすぐ、ビジネスホテルたかくらの前を通過したのは翌00:51頃、チェックイン締切には復路でも間に合っているようです。翌日試走予定の吉田さんはここを予約しているらしく、ある意味丁度よい場所かもしれないと思いながら通過します。

常陸太田を超えて常陸大宮までの間ぐらいで善利さんとスライド。

同じ日に試走しているスタッフがいると、また折り返し付近が単純往復で同じ道を行って来いになっていると、スライドできたりしてだいぶ嬉しくなります。

あとは淡々とこなして、なんとか道の駅みわ直前のセブンイレブンで補給を買って、コンビニ袋をぶら下げたまま道の駅へ直行します。

仮眠休憩: 道の駅みわ(復路右側)翌02:48 / 約350km(再スタート翌03:20 / 32分停止)

サクッと補給を食べてから少し仮眠しようとしますが、この日はちょっと寒すぎました。
1時間寝ようかと思ってましたが30分横になることすらできず20分ほどうとうとしたところで寒さに耐えきれず再スタートせざるを得ませんでした。
そして、走り出してから緩い上りですが、冷え切った身体が温まるまで少し時間がかかり厳しかったです。
眠さを除けば、R293はおそらく往路よりも復路の方が楽に感じられるかもしれません。

PC6のすぐ手前、左手少し離れたところにホテルかつらぎが見えます。善利さんはここまで戻ってきて仮眠なんだ、いいなぁ、と思いながらすぐ先のPC6へ吸い込まれます。

PC6: セブンイレブンさくら喜連川 翌05:10 / 230.2km (再スタート翌05:30 / 20分停止・貯金1時間54分)

お腹が空いているのと眠いのと微妙な時間ですが、朝ご飯がわりに野菜ジュース、サンドイッチ、コーヒーを補給してから再スタートします。
この時間だと、南大門の朝風呂でサッパリできそうということが唯一の楽しみ?かつ目標になります。
少し遅めの時間ですでに夜が明けてしまっているので、宇都宮まで急ぐことにします。

仮眠休憩: グランドスパ南大門 翌06:34 / 404km(再スタート翌08:24 / 1時間50分停止)
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南大門のサイトでは「朝風呂」料金表示が現在消えているようですが、フロントには朝風呂料金表示が出ていて、4:30〜適用されるようです。入館は8:00まで。
フェイスタオルのみの提供でワンコイン500円。バスタオル付きだと600円だったか?お得です。
これで朝風呂自体は8:30まで入れるようで、最終退館時間は前夜からの深夜滞在組の9:00チェックアウトになるのでしょうか。
もっと速い人は、深夜にここまで辿り付けると思うので、通常料金(館内着などもセット)で土日祝日2000円(+税)、深夜1時以降の利用は追加で+1400円(+税)となるので、3672円でしょうか。

シューズロッカーに靴を入れて、その鍵を持ってフロントで受付をすると、ロッカー番号がついた紙を手渡されます。鍵はシューズロッカーの鍵をそのまま使いますが、ロッカー番号は紙にかいてあるものなので「暗記」しておく必要があります。寝ぼけた頭にこれは辛い(苦笑)
すぐにロッカーへ向かって指定された番号のロッカーを探して場所を覚えておきます。
備え付けの歯ブラシとひげそりを持って洗い場に行って、さっぱりしてから少しだけお湯につかります。
足を少し酷使しているのであまり温めるのはよくないだろうといことで、冷えた身体を少しだけ温めたあとは水風呂で足を中心にアイシングもどき。あとは新しいウェアに着替えて仮眠室へ。
GWなので泊まりになったお客さんが多いのでしょうが、すでに朝なのでベッドはいくつかもぬけのからになっていますが、いるのかいないのかわからないので仕方なく床に毛布をしいてそのまま仮眠。
1時間寝るつもりでタイマーをセットして、耳栓をしてアイマスクをして爆睡モード突入。50分ぐらいで自然に目が覚めてしまいましたが、だいぶスッキリしました。
もう少しここに居ても大丈夫だとは思うのですが、この先、南東の風を向かい風に受けながら小山まで走る必要があるので少し貯金を残した時間に再スタートしておくことにします。

南大門は宇都宮駅の近く、市街地中心に位置しているので再スタートしてしばらくは信号ストップがいくつか続きます。K4鹿沼街道へ出ると徐々に流れて走れるようになるのでたいしたロスではありません。
南大門で休憩される方は最終退館時間が9:00になっているので、それ以上遅くなることはないので安心です。キューシートにも記入してありますが仮想クローズタイムは6時スタート組で8:56です。

途中、道路拡張工事区間などもありますが、特に走行には支障はなさそうです。
往路と同じ道に戻り、#116【上殿丁字路】419.5kmを左折すると進路が南になり向かい風の洗礼を受けますが、道路自体が緩やかな下りにもなっているので、下ハン握って空気抵抗を減らして進めば私ぐらい遅い人でもせいぜい20km/hぐらいだったのが28km/hまで上げられます。
この区間は少しだけ頑張って、仮眠で失った時間の一部を取り戻しておきます。

PC7: ローソン小山南小林 翌10:32 / 447.6km (再スタート翌10:49 / 17分停止・貯金1時間03分)

この時点で暑いです。
この先の楽しみは、1日遅れてスタートしている試走組3名とのスライドです。
おそらくPC8までの間のどこかでスライドできるはずで、途中の立ち寄りは控えようと思って走り出します。

#127【中野向地】476.3km の200mほど手前(復路左側)に、「やきそば」暖簾がかかった新しめの店があります。
北関東400でもここは往復していますが、往路は小三郎目的で軽くパス、復路は夜なので営業時間外でパス。昨年も気になっていましたが未だに入ったことがありません。
立ち寄ろうかな、と思ったら、ちょうど別の自転車乗りが自転車を停めて入るところで「これは?」と思いつつも、そろそろスライドしそうな気もするのでやめておこうとパスしてしまいました。
帰ってきてから調べたら、清水商店というお店のようで、やはり立ち寄って焼そば食べるべきだったかもと後悔。

1日遅れ6時スタートの吉田さんとスライドしたのは、12:38頃、約483km地点の西小泉駅前前付近。
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試走でこういうスライドがあるのも珍しいですが、600kmという距離とGW中の試走という組み合わせならではでしょう。やはり誰かとスライドできるのは励みになります。

その先、暑さで失速して日影の自販機でストップしてコーラ補給。普段飲まないのに、こういう時のコーラはうまい。一息ついてから走り出します。

あとは利水橋を渡って埼玉県に入り、13:18頃、約493km地点で、
7時スタート組の佐久間さんと小林さんとスライド。
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青梅のお祭りで1kmほど押し歩きをする羽目になったとかいう話を聞きながら、それじゃ頑張ってとお互い分かれていきます。

この先のお楽しみはほぼ無くなってしまったので、お昼ご飯の休憩を目指してあともう少しだけ走ります。

補給休憩: かつや深谷店 #136【城址公園入口】 翌13:46 / 499.4km (再スタート翌14:13 / 27分停止)

このあたりでの補給をきちんと考えていなかったのですが、「いまならまだ揚げ物食べられる」という気持ちで、かつや深谷店に立ち寄り。
ちょうど暑い時間帯で場所も深谷、大休止を兼ねて涼しい店内でお昼ご飯としました。
かつ丼(梅)+とん汁(小)
汗をかくせいか、とん汁がやたらと旨く感じます。

そして、ここから先がまたちょっとした試練です。
南寄りの風がそれなりに吹いていて、南へ帰る行く手を阻みます。
とりあえずPC8までは近いので頑張って走りますが、ご飯を食べたあとは少し眠たくなってしまいます。

PC8: ファミリーマートヤマキ花園 翌14:48 / 510.0km (再スタート翌14:58 / 10分停止:貯金1時間02分)

通常であればPC8まで帰ってこれればあとはどうとでもなる気がするのですが、この日はGWで交通状況が読めません。また南風の強さが心配で、少し多めに貯金をもっていないと危ないかもしれないので、休むこと無く先を急ぐことにします。

案の定、南風に行く手を阻まれてペースがあがりません。
Ave.15km/hをキープすることが困難な状況になってきました。休憩込みだと確実に割りそうで、かなり頑張って回してみますが、それでもあまりAve.が回復できません。
風が穏やかであれば、この区間は容易に貯金ができるのでその分お昼寝タイムに宛てたかったのですが、それもままならず、結構涙目になりながら走っていたようです。

PC9: セブンイレブン青梅日立前 翌17:57 / 559.5km (再スタート翌18:15 / 18分停止・貯金1時間05分)

ようやくPC9までたどり着きましたが、風はまだ強いようで最後まで休ませて貰えません。
だいぶヘタってしまっていたので、少し休憩してから再スタートしますが足は完全に売り切れているところでこの先の新奥多摩街道を走るかと思うと、ちょっと気が重くなってしまいます。
なんとか新奥多摩街道区間も下ハン握ってなるべく車に負けないように回して(当社比)多摩川沿いに戻ってこれたときには、かなりホッとしました。
その後も、最後まで向かい風の洗礼を浴びながらでしたが、なんとかゴールまで無事たどり着くことがで、試走終了できました。

ゴール: 二子玉川・癒しふれあい館 翌20:32 / 602.4km(完走時間38時間32分・貯金1時間28分)

・最後に
このコース、相対比較としてはかなり楽な600kmです。
AJたまがわの600kmは別に白馬・木崎湖600がありますが獲得標高5000m以上あり、関東近県のブルベとしては標準的な難易度だと思います。
今回の試走は、暑かったり風が強かったり、ということでやや天候に左右されたものです。
当日の天候はまだわかりませんが、ある程度の範囲であれば多くの方が完走できるコースだと思います。
試走はほぼソロで走ることが多く、本番よりも時間がかかる事が多いです。
直接参考になるかわかりませんが、AJたまがわサイトで参考のために公開されているルートラボ(各PC毎の詳細なもの)を参照するなどして、補給や仮眠の計画を事前に検討してみてください。
ある程度走力のある方だと、かなり余裕の仮眠計画で走破できるのではないかと思います。


BRM516日立600(2015) 試走レポート(吉田)

3日6時スタートで試走行って来ました。宇都宮までは北関東400と同じコース。宇都宮サイクリングセンターに登って行く道の入口の田野町のコンビニで一旦休憩して、30km先のPC4へ。短いですがPC4-PC5間のレポートです。

PC4のさくらからPC5までの日立までは、細かなアップダウンが続きます。暗くなり疲れも出てくるときに、このアップダウンは効きます。夜の山道とはいえ幹線道路なので真っ暗になることもなく、ただ交通量はそれなりにあります。PC間が75kmあるので、46km地点右側のセイコーマートで休憩。今回のコースは全般的にコース上にコンビニや食事処もたくさんあり、補給に困ることはそう無いと思います。休憩を入れるとPC5まで4時間くらいかかりました。

PC5日立を折り返した後、12km地点の常陸太田駅の近く(コース沿い。復路では右側)、スタートからは317km地点の「ビジネスホテルたかくら」にチェックイン。4000円(現金のみ)、25時までチェックイン可能。駐車場の奥に階段があり、そこを上って入口へ。入口を入ったところで靴を脱ぎます。自転車は1階に置いておいても良いし、私の部屋は2階だったのですが自転車を階段で持って上がって部屋に置いても良いとのことでした。建物は古いかもしれませんが、とても掃除が行き届いているホテルでした。チェックイン時にフロントでバナナや飲み物をくれました。仮眠後ホテルを出た後は、途中「鷲子」交差点を左折した直後の7-11で休憩。寝た後で元気だったこともあるかもしれませんが、復路の方が勾配が緩く楽に感じました。ホテルから約3時間15分ほどでPC6に到着。その後ホテルでシャワーも浴びたので、南大門には寄らず、そのままゴールを目指しました。


BRM516日立600(2015)仮眠宿情報

スタッフの善利です。5/2に試走してきましたが、熱中症により途中でスローダウン、危険と判断しDNFでしたorz.
お天気に恵まれすぎると寒暖差が大きくなって大変ですが、天候変化に対応できれば、難しいコースではないと思います。
試走準備の段階で、スタッフ間で挙がったホテル等の情報を共有のためアップします。とはいえ深夜対応してくれるところは少なく、なかなか選択肢は少ないです。

往路距離 復路距離
さくら喜連川 ホテルかつらぎ 230.2km 381.4km 深夜チェックインはNG。往路でチェックインしてから、復路で寝ることになる。
大浴場あり(深夜はNG)。
常陸大宮 小林旅館 281.0km 330.5km チェックインは21時まで。深夜対応NG。
常陸太田 ビジネスホテルたかくら
BRM516日立600(2015) 試走レポート(吉田)
293.9km 317.7km チェックイン25時まで。
常陸太田 東京庵 292.2km(から700m) 319.4km(から700m) チェックイン23時まで。
宇都宮 健康ランド
天然温泉ザ・グランドスパ南大門
不通過 404.0km チェックアウト09:00。

BRM425北関東400(2015) 試走レポート(宮)

試走日 2015年4月16~17日

ウェアは寒暖の差はが激しいと予想して、途中で脱いだり着たりを考えて
以下のようにしました。
上から半袖ジャージ・半袖インナー
アームカバーは2種類:裏起毛のウォーマーとニットカバー
(スタート時にはニットカバーを装着)
指切りタイプのグローブとインナーグローブ2種類
(スタート時には指切りと厚手のインナーグローブを組み合わせて装着)
ビブパンツ・ニットレッグカバー・防風・防水タイプのシューズカバー
ソックスは薄手のタイプ
ウィンドブレーカーとモンベルのストームクルーザー

スタート地点1
AJたまがわお馴染みの兵庫島公園を7時03分ころスタートしました。
スタート時点の気温が9℃と日は出てますが、少し肌寒かったです。

スタート直後とゴール間近で、この公園内を通るので、歩行者に十分お気をつけ下さい。

キューシートNo.18:鴻池の大きな倉庫の先に日高ネオンの看板、建物が見えてきたら
NO18 2

土手のカーブミラーを目印に右折です。
信号機や横断歩道が無いので、後方確認を忘れずにお願いします。
NO18 3

キューシートNo.20:石田大橋北を左折し、石田大橋を渡ります。
NO20

キューシートNO.28:拝島橋南を左折し、滝ガ原運動場を脇目に見つつ進みますが、
路面はあまり良い状態では無いのと、抜け道として利用されている道路の為、車の往来も結構あります。
NO28

キューシートNo.29:ここを左折した先から狭隘路の為、対向車に十分注意して下さい。
NO29

キューシートNo.33:右折は手前のNo.32を左折してすぐなので、見落とさないようにして下さい。
(試走時には気付かずそのまま100m程直進してしまいました。)
NO33

キューシートNo.36:新満地トンネルは自転車通行禁止の為ここで左折し、側道を走り、
No.37を鋭角に左折します。車止めの柵が設置してあるので、目印になると思います。
NO36 1

キューシートNo.38:道路を渡った所で撮影。
満地トンネルを通過し、車止めがある辺りから出てきます。
左右を十分確認してから渡って下さい。
NO37

PC1セブン-イレブン青梅畑中3丁目店に9:20到着。
この時にレッグカバーと厚手のインナーグローブを外しました。

ここから来た道を少しだけ戻ります。

平日試走の為、キューシートNo.42:成木街道入口からキューシートNo.43:黒沢二丁目の間は
ダンプカーの往来が多かったです。

PC2ファミリーマートヤマキ花園店:11:42到着
外周部分舗装工事を行っていました。
PC6も同じくファミリーマートヤマキ花園店です。入る際には路面の凹凸十分お気をつけ下さい。
PC2-1
PC2-2

PC2から5km程走ると、道の駅かわもとが近いので、寄って昼食を取るのも良いと思います。
※コース上にはありません。R140バイパス沿い。

アジフライと名物コロッケ定食が600円でした。
アジフライが肉厚で美味しかったです。名物コロッケも味がしっかりしてて美味しく頂きました。
道の駅かわもと

キューシートNo.65:右折して、約3km地点の堀米交差点は上武道路R17号との交差の為
路面にかなりの凹凸があります。往路は明るい時間帯のため気付くかとは思いますが、
復路で通る時は夜間なので、十分お気をつけ下さい。

佐野駅付近を通るルートなので、佐野ラーメンを食べるのも良いかと思います。
※お目当てのお店がある場合は営業時間を確認してください。中休みを取るお店も多いようです。

PC3ローソン小山南小林店15:06到着。
右側にあるので、道路横断の際には十分お気をつけ下さい。
こちらもPC5でまた寄ることになります。

キューシートNo.77~79(往路)No.92~95(復路)で広域農道を通るルートとなります。
往路でも7時スタートの方で、暗くなり始めてるかもしれませんが、

街灯が無い区間があり、砂利が浮いていたり、酷い凸凹の場所があったりと、
路面状況がコロコロ変わるので、神経を使う区間だと思います。
途中コンビニが数軒あるので、気持ちを切り替えつつ走ると良いかと思います。

PC4森林公園自然休養村管理センター 17:11到着。
折り返し地点になります。
折返 サイクリングターミナル
ここでは有人チェックになりますので、ブルベカードとPC1~PC3までのレシートをご用意して
スタッフにお声掛けください。

ルート上に正嗣鹿沼店があります。焼き餃子2人前と水餃子1人前で630円でした。
正嗣鹿沼店

PC4からキューシートNo.113先の能増交差点まで同じルートです。

キューシートNo.115:笛吹峠は平日試走した時には遭遇しませんでしたが、
ブルベ当日は土曜なので、走り屋が結構な速度で走ってる事が予想されます。
街灯も少ないので、前照灯の光量は最大にして通過して下さい。

キューシートNo.118:鳩山駐在所前信号機は24時を過ぎると点滅信号に変わります。
交通量が少ない時間帯で、車も結構な速度で走ってますので、右折の際にはお気をつけ下さい。
右折してから3.9km直進しますが、毎回通る度にこの区間だけ気温が低いです。(9℃)

PC7セブン-イレブン青梅日立前店 17日1:32到着
ここまで来れば街灯も多いです。交通量も少ないので走り易いかと思います。

ゴールPCセブン-イレブン世田谷玉川店 17日4:20到着
夜明け前に兵庫島公園を通過される方は、公園内街灯が無いので、
前照灯の光量は最大にして走行された方が良いと思います。

ゴール受付は2.4km先のBIKE&HIKEになります。
日体大交差点右折して深沢坂上交差点を過ぎてすぐ左側になります。
BIKE&HIKE ゴール受付

当日は、皆様のゴールをスタッフ一同お待ちしています。


BRM404定峰200(2015)試走レポート(澁谷・他)

2015年3月28日、試走いってきました。
5時45分に兵庫島到着、三浦200の時とは変わってすっかり夜が明けていますが、やっぱり春の朝は寒い。
本日の予想気温は最高22度、最低8度で天気は晴れ後曇りですが、この時間から割と低めに雲が出ていて、お日様を邪魔してくれいます。

今日の服装は比較的軽めの装備。
裏起毛のアームウォーマー、インナーにユニクロのエアリズム、グローブは指まであるもの。
パンツは普通、レッグウォーマーはUVカットの夏用、靴下はパールイズミの冬のもの。
寒暖差があるので、いまいちコレといった装備ができず、途中で脱ぐことも考えて軽装気味で6時スタートです。

 

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皆さんにあつまってもらう兵庫島公園、公園内の道はランニングなどされる方など、一般の方の通路ですので、自転車や荷物を置かないように注意してください。左は雨の時に集まる橋の下です。
写真でみたとおりの曇天、すっかり明るい時間ではありますが気温はまだまだ寒い。

 

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18:国立折り返し 写真の車が右折しているほうが正しい道。たまリバー50キロの案内板がわかりづらいので注意してください。
19:名称無しの十字路、一方通行逆進入の所、自動車との衝突の危険性があるので、注意してはいりましょう。
26:鍋ケ谷戸から細い旧道にはいりますが、ダンプが多い。
29:小坂坂下まで全ての信号に引っ掛かりストレスが溜まります。

 

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羽村市のお花見ポイントには、花見客相手の屋台が出店。開花予想ではブルベ当日は見頃になるため、花見客が大勢くることが予想されます、道路横断してくる人に注意、また橋の前で誘導員が誘導していましたが、当日誘導員がいるのかは不明、会場へ出入りする車にも注意です。

 

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山伏峠のはじまりー。檜かな、山がうっすら赤い。
工事が終わった事がない工事中の場所、片側相互通行です。カウントダウン表示があり、130秒で切り替わります。山伏峠は、あせらず我慢で足をためつつ登るのがコツと代表に聞いていたのでゆっくり行きます。

 

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46:上野町の交差点、ひつじやさんの名物コロッケに舌鼓をうつもよしです。
PC2で休憩と補給をして、次はついにブルベネームになっている定峰峠へ。
 

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定峰峠を半分のぼってきてこの景色、あの一番したの道から登ってきたとおもうと、一体自分は何をしているんだろうという、すがすがしい気分に。
定峰峠は頂上までの距離がわかります、もうすぐ頂上とおもいつつ、つきつけられる現実が厳しい。

 

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51:登り切ると定峰峠の茶屋が。自動販売機の値段はペットボトルで170円、コーラが美味しい。
定峰だけでなく、峠の下りは路面が良くないのでスピードに注意。
途中から民家もあり、住民などもいるため控えめでお願いします。

 

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53:交差点名称無し、東秩父村役場庁舎の標識があります。
和紙の里にむかって右折の場所ですが、信号がないので車に注意。

 

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62:越生高校(北)を直進した時にでてくるキャッツアイ。
試しに乗ってましたが、かなりの抵抗感があります(自分のタイヤは28C)。
うっかり乗っかるとバランス崩すと思います。キープレフト時に注意してください。
65:北平沢『キューシートにも書いてありますが渋滞がひどかったです。幅寄せしてくる車もいるので気をつけてください』と同日に試走した方から報告があり、狭い道路での渋滞が始まります。

 

ここで、他の試走スタッフからのレポートを紹介。

この定峰200kmのコースは素晴らしいロケーションで個人的にも好きなコースです。
でも決して甘いコースでもないので、自分にとってはコンディションを確認するための
バロメーターだったりします。今週は秩父方面ではまだ桜は咲いていませんでしたが
来週には見頃になると思います。その分、一般の観光客も増えると思われますので走行には注意が必要です。
今回の試走でも峠ではツーリングのバイクが結構なスピードで走っていましたので、
特に狭い場所での下りでは対向車に注意してください。
特に復路では時間により車の渋滞が酷くなる箇所がいくつかあり、予想以上に時間が取られたりします。
その辺りも計算に入れて無理なすり抜けなどせず、余裕を持った安全走行を心がけてください。

とは言え、立ち寄りポイントが多いのもこのコースの魅力です。
最後に私が立ち寄ったポイントを紹介。No.57を右折したあと、松郷峠手前の
右側に地酒蔵「帝松醸造」があります。中に入るとバイクラックも完備され、
オリジナル商品が購入できる売店があります。もちろんお酒はご法度ですが、
ノンアルコールの大吟醸ソフトなどはネタ的にもオススメです(笑)
私は残念ながら直前の紙の里でアイスを食べてしまったので、今回は甘酒と蒸かしたての
酒饅頭を頂きました。他にも売店の外に仕込み水と同じ地下水が飲める場所もあってボトルに
補給できたりするので余裕のある方は立ち寄ってみてはいかがでしょう。(^.^)
001photo

86:みのわ通り入り口付近から、スタート時間にもよりますが、6時スタートの方で
12時間くらいの脚力の方、7時スタートでは11時間くらいの脚力の方は、
日没近くにゴールになるかとおもいます。国立、府中、調布に至る多摩川沿いの道、
路肩近くの左側はかなり凸凹が多いので照明は明るくして注意してください。
また、最後に106番河川敷の公園に入ってからは照明が全くないので明るい照明が必要です。
時間のかかる方は特にご注意ください。
公園の中には車止めがあり、最低限のライトだと見えないで衝突する危険性があります。
また公園の中には、直進で落ちてしまう場所もあり注意が必要です。

私のタイムは制限時間ギリギリ(22分前)でしたが、定峰200は都市部あり村道あり、峠あり長い下りあり、少し走っただけで風景が一変したり立ち寄ったり、楽しさが凝縮されたブルベです。
どうぞ、みなさまも当日楽しんでください。

(このレポートは、試走者3名のレポートを元に、澁谷が編集いたしました)


BRM411西上州300(2015)試走レポート(若狹)

本年二度目の試走レポになります、末席スタッフ若狹です。
3月29日(日)に試走に行って参りました。
このコースは一昨年、R東京主催BRMとして開催された時に参加させていただき、非常に気に入ったコースでしたが
昨年は個人的なスケジュールとの折り合いがつかずに走れず、今年二年ぶり二回目の走行となります。
一昨年は遠回りの塩ノ沢峠を利用したのですが、相当しっかり雨に降られてしまって厳しいコンディションでした。
昨日も一昨年同様天候不順が懸念されたものの幸いなことに本降りの雨に打たれることなく無事完走できました。
ご覧いただいている方の中には当然塩ノ沢峠を通行することを考えている方もいらっしゃると思います。あくまでも参加する方の自己判断でお願いすべきことですが正直言って雨の塩ノ沢峠はお勧めしません。正規コースとして湯ノ沢トンネルがあるのでそちらを使う方が良いと思います。とはいえこの辺はあくまでも若狹の主観ですのでご理解ください。
以下、レポートとなります。

※参考
当日の装備(ウェア類)

  • 上:半袖ドライメッシュインナー+半袖ジャージ+アームカバー(厚手)※アームカバーはPC1まで
  • 下:ビブショーツ
  • 足:メリノウール厚手ソックス+トゥカバータイプのシューズカバー
  • 手:フィンガーカットグローブ
  • その他:バンダナ及びザック内携行品としてウィンドブレーカー、オーバーグローブ、エマージェンシーシート

当日の装備(パーツ類)

タイヤ、タイヤチューブ×2、クイックパッチセット、タイヤブート、タイヤレバー、ミニアーレンキーセット、マルチ工具、ディレイラーハンガー、ブレーキシュー、チェーンオイル、CO2ボンベ

当日のスタート/ゴール及び各PC(通過チェック)通過時刻は以下の通り、カッコ内数字はPCクローズからのマージンを示します。正の値ならマージンあり、負の値ならビハインドです。
Start:兵庫島公園 6:25(-25分
PC1:7-11青梅四小前 8:34(35分)
PC2:7-11小鹿野バイパス店 11:44(40分)
通過チェック:道の駅オアシスなんもく 16:15(-23分
PC3:7-11川本田中店 19:08(52分)
PC4:7-11青梅日立前店 21:39(1時間31分)
Goal:癒しふれあい館 23:43(2時間17分)
続きを読む


BRM321鴨川200(2015)試走レポート(佐久間)

AJたまがわスタッフ末席の末席の佐久間です。先輩が末席とかいうからややこしい(笑)

BRM2321鴨川200について、3/18(水)6:30スタートで試走に行ってきましたので、簡単にレポートしたいと思います。平日の試走なので交通量などは出走の土曜日とは異なると思います。
今回、ブルベ初参加の方が約30%もいらっしゃるので初心者向けにレポートをいたします。
 

試走のペースについて

試走の時の通過時間は以下の通りで、トータル12時間12分でした(カッコ内マージン)。
スタート 船橋港親水公園 06:30
PC1 ミニストップ市原田尾店 09:33(0:34)
PC2 ファミリーマート鴨川和泉店 12:22(0:32)
PC3 ファミリーマート長生七井土店 15:25(0:59)
ゴール ヤマザキデイリーストア船橋高瀬町店 18:42(1:18)

初心者の方のペース配分としては、
start-PC1 マージン20分程度を目途
PC1-PC2 最初のマージンを使いきって、ぎりぎりでもOK
PC2-PC3 時間いっぱいでもOK
PC3-Goal 下り基調で通常追い風になりますので、PC3で多少休憩しても大丈夫です。
通常獲得標高2000mぐらいになると、上りで遅れても、下りでチャラになりますが、今回のコースは路面が荒れていたりして、あまり下りで上りの遅れを取り戻しにくいコースです。平地に降りた時あまり休まずに淡々と距離を稼いでください。
初心者で一番きついのがPC1-PC2だと思います。ここを抜けてしまえれば淡々と走れば完走が見えて来ると思いますので頑張ってください。
 

コースの注意点について

<<まずは前半戦です>>
スタートの船橋港親水公園では、一番北側のデッキ部分で受付を行います。このデッキが木製なのでクリートで歩くと滑りやすいので転倒に注意ください。ウッドデッキへ上がる際には、ポール等の障害物がありますし、他の歩行者も居ます事故防止のため押し歩きでお願いします。
すべての写真-1219

#1 公園を出る際には横断歩道から。そのまま出ないようにお願いします。
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#3-#4 この区間、路肩にトラックが多数止まっています。車間を開けて飛び出し等に注意してください。
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#16-#17 JR内房線のアンダーパスは自転車通行止のため自歩道と通行してください。一般の歩行者が通りますので、降りて押し歩き推奨ですが、自転車に乗って通過する場合は徐行をお願いします。
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トンネルの先ブラインドコーナーになります。
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トンネルと抜けるとここ合ってるの系の公園のようなところを通過。
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抜けて横断歩道をわたって公園のようなところを道なりに。
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車道側のアンダーパス側のへ入らずに、そのまま自歩道のトンネルをを抜けて、#17 生実学校下交差点へ。
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#25 を抜けると下り。トンネルを抜けて#26がとまれですのでスピードの出しすぎに注意してください。
すべての写真-1230

天気が良ければ、走るばっかりではなく、菜の花と写真を1枚ぐらいどうぞ。
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#35 これから上り坂本番の大福山方面へ。カーブミラーと張り紙が落ちている掲示板が目印です。ここは気合を入れて上ってください(笑)
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大福山を超えて下った先にのグレーチングに穴があります。房総の山の中の林道でグレーチングを見たら、”基本”穴があると思ってください(笑)

鴨川200では、安全確保のため”グレーチングを見たら、徐行で!” が合言葉です(笑)

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#36 70.8km近辺からお楽しみのダート区間(約400mほど)があります。かなり道が荒れていますので、パンクに注意。十分に徐行すれば大丈夫だと思いますが、安全を期す方は、押し歩きでもそれほど時間がかからないと思います。
薄めのタイヤを履いている方は、パンク修理用のパッチと予備のチューブ、タイヤパッチを1本余分に持つことをお勧めします。林道を抜ける際にも大きな落石の石がありますので、タイヤサイドカットの危険もあります。心配性で安全を期す方は、予備のタイヤを1本。ドコモ携帯でも通じない圏外区間を多数通過します。装備は自分で考えてください。
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この先も染み出しや路面の荒れているところが多数あります。下りでマージンを稼ぎたいところですが安全第一でお願いします。
前日が雨の場合は、林道は乾きません。その場合は脚が濡れないように泥除け(推奨)を付けたほうがいいと思います。冷えると体力も消耗しますし、脚も動きにくくなります。
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#41-#42 前半戦もう一つの山場の三石山を上って下りに入って、グレーチングに穴ががっつりとあります。試走の時に動かして少し直して来ましたが、左側中心に穴が残っていますので、他の車に注意しながら少し右寄りを走ったほうがいいと思います。嵌らないまでも、パンクもありえますので、徐行をして通過したほうがいいと思います。
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下りの路肩が崩れていることころがありますので、あまり左に寄らないように。
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#43 鴨川有料道路料金所。料金所で慌てないように小銭の準備をお願いします。20円をサッと取り出せるように。
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#43を過ぎれば、PC2まで下り基調で下って行けます。PC2のレシートを時間一杯で貰えれば大丈夫(なはず)。

<<ここから後半戦です>>
#49 なぜかの立ち入り禁止の看板。これは、この先の貯水池の中に入るなの看板がここまで遠征(?)しているようです。
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#50 下りに入るところで、またグレーチングに穴が。合言葉通り、”グレーチングを見たら、徐行で!”で。
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#52 またもや林道へ入ります。ほんと今回の主催の竹村さん坂道大好き過ぎて、泣けてきます(そんなにサービスしなくていいのに)。ここは、苔と小枝が堆積していますので通行注意です。この日はもう乾いて居ましたが、前日の夜に雨でもあると、路面がウェットで滑りやすくなります。また、落石の大きめの石(10cm程度)も見受けられます。かなり急な下りがありますので、パンクも注意しましょう。
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ここを抜けてしまえば、大きな上りはなく、平地基調でPC3まで行けます。ちょっと気になるのが当日の風向き。向かい風だともう脚が売り切れた状態になるのでちょっと厳しいかな。

試走をした18日は4月気温で海岸側は温度がドンドンあがり、初夏のような感じ。PC2ではサイコン読みで27度。かたや50km走ったPC3では8度下がって19度。気温差が結構ありますので、ウェアは重ね着対応できるように薄めのものレイヤリングしたほうがいいと思います。
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PC3まで来てしまえば、ここからゴールまでは下り基調になります。長柄坂をちょっと越えて来た道を戻ります。
#79から#80まではJRのアンダーパスが自転車通行禁止なので自歩道を走ってください。往路と同じ感じになります。

#87 千葉港船員サービスセンターの左折。残念ですが、逆行の自転車がぽつぽつと交差点から出てきます。左側へよって止まりましょう。なにか事故があれば両方とも動いれいれば、コチラ側にも非もあることになります。止まって逆行する自転車を車道側へ行かせるようにしましょう。事故を起こさないためにも、面倒臭がらず左側へ寄って止まってやり過ごしてください。

さあ、もうすぐゴールのヤマザキデイリーストアです。レシートをもらってそのまま、朝に集合した船橋港親水公園へでゴール受付をお願いします。ゆっくりと走って15分ぐらいです。

皆様のお越しをお待ちしています。天気良くなるといいなぁ(ボソッ

以上